良かったと感じられた作品だっただけに、色々と気になってしまった点があったので、長文になってしまうのですが感想として指摘させて貰います。
少しネタバレになってしまうので未読の方にはオススメしません。
終盤の悲壮感を強くするために、序盤で妹の出番が多くしたかったのは分かりますが、逆にヒロインの存在感が薄くなってしまっていたように感じられました。また、作中期間で半年近く飛び飛びのイベントが起きていたので作業感を覚えてしまいました。
また、「家族と学校」の両サイドに分けて選択させるなら、早い段階で学校に入るシーンにしてしまって、妹と学校のメンバーを絡めたり、同じ学校に入学させてしまった方が最後の選択で強い葛藤感が表せるような気がします。
他の方の感想でも書かれているように、伏線に関しては少し物足りない感じがしました。
特に「鬼」に関する伏線は殆ど敷かれていなかったように思えます。
「郷土史館に行く」とか「祖父母」から話しを聞く、などヒロインや妹を絡めてもう少しイベントを足せば不満感が薄くなった気がします。
ヒロインが人間ではないかもしれない、という伏線はうっすらと序盤に敷かれていたので、そちらは十分だと感じました。
選択肢によりEDの分岐は、妹ルート?の方が「鬼」について触れられていたので、妹ED後にヒロインEDが解禁、といったように重番付したほうが素直に見やすい気がします。
また、どちらの分岐後も必ず片方が不幸になったような感じがしてしまったので、両方クリアした後にトゥルーEDみたいなのがあったら嬉しかったです。
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