シリーズ三作通しての感想です
普段この手のジャンルを敬遠されてる方にも楽しめると思います
・推理が苦手な人にもオススメ
設定、トリック、会話、演出がしっかりしていて読むだけでも楽しめます
推理の入力を要求されたり、選択肢での分岐なども無く
問題編→解答編とスッと最後まで読み終える事ができます
・グロテスクな描写や脅かされるのが苦手な方にもオススメ
推理系に付き物な、殺人や死体の描写が控えめで少なめ
一通り処理の済んだ事件現場に赴き
部下や監察医の報告、容疑者との会話、現場の状況や遺留品などから
推理を組み上げるといった感じで、遺体を直接調べる事はありません
また、急に絵や音を出して脅かすようなホラーチックな細工もありません
純粋な頭脳戦です
ちなみに今作「陰と陽の犯跡」は解答編が同梱されていません
作者様のホームページにて公開されています(2015/10/07現在)
構成がかなりしっかりと考えて作られていると思います。
さすがです。
自分なりに考えて犯人であることの証明を試みますが、今回は4つの内2つしか当たっていませんでした。
私は「金田一少年の事件簿」が好きで、探偵もの・謎解きもの・推理ものには目が肥えてる(と自負している)のですが、小此木さんシリーズは毎回私の予想をいい意味で裏切ってくれます。
すばらしい作品ですが、欲を言えば「おまけ部分」は要らないかと思います。
せっかくのミステリーの雰囲気を壊してしまうので、私はそこの部分だけあまり好きではありませんでした。
次回作を楽しみにしています。
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