※ネタバレあり
グラシアスさんのゲームは全部そんな感じですが、今作は最近の作品だと特に劇的に刺してくる作品だったように思います。圭一があいに魅せられてしまうシーンの心理描写が上手い。ある限定的な条件下でだけ最高のカリスマ性を誇るという能力のあいのキャラも逆に魅力的というか。なんか母親がボッコボコなシーンでスッキリしてしまったのはナイショだ。
話の補足となるエピローグの衝撃といったら・・・・・・。なんかあいの別衣装でん?ってなったんですがエピローグでやっぱり!!!! と過去作をやっていると思ったり・・・。圭一たちが「救われる」シーンもものすごかった。
魅せられすぎて最初は蛮行に走ろうとするあたりの心理とかも鋭く研ぎ澄まされている感じ。なんか・・・・・・すごかったです。あいの末路も含め完璧としか言いようがなかった。
短編一本道ノベルゲーム。
人生に嫌悪していた主人公が、とあるアイドルに出会ってから変わる話。
そう、変わる話。
悪い意味でな!!!!!
タイトル画面が爽やかだからこの可愛いアイドルと恋愛的展開になるのかと思ってた!
そんな生易しいもんじゃなかった! 恋愛とかいうレベルではないわこれは!
アイドルちゃんの正体を知って愕然としました。
作者様の「愛と救いの塔」を事前にプレイしておくと、さらに衝撃。ダブルパンチだよ。
とにかく人がたくさん死ぬ話が好きな人は遊んでください。気分がスッキリします。
個人的に主人公が母親をアレするシーンがスッキリした。よかったね!
こういう作品大好きです☆
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