執筆に関するお話です。
この物語では人生において大切なことが
詰まっているように感じました。
他人に認められたい、身近な人に認められたい
というのも、動機としては成り立つと思います。
ですが、強い動機にはならないと思います。
それは、他人の評価に依存するからです。
自分というものが存在していないからです。
身近な人の忠告というのは、
なかなか受け入れにくいもので、
ついつい流してしまいます。
ですが、身近な人はそれだけ沢山見てくれているので、
本当に必要な忠告をくれます。
「勉強をしろ」とか「人生を楽しめ」とか
主人公にとって必要なアドバイスは、
常にありました。
しかし、なかなか気づけませんでした。
ですが、身近な大切な人を失いそうになることで
ようやく気づけました。
執筆は独りよがりになると、読者が
ついてこないと思います。
発表する小説には必ず読者がいるからです。
だからこそ、周りの大切な人を
尊重できない人の執筆は独りよがりになるのです。
自分らしい執筆とは
自分だけでなく、周りも大切にできる人が
できる執筆だと思いました。
■デザイン関係
物語にあったシンプルなデザインです。
どれもこれも可もなく不可もなく、、っといったところでしょうか。
気になったのは場面場面の切り替えの間が早いと思いましたね。
ワンテンポ置く等すれば読者に余韻を持たせる事も出来ると思います。
後は短編なので物語序盤に入るタイトル画面はいらなかったかな、と。
■文字関係
現代が舞台の話は個人的に好きです。
前作に引き続き、物書きをする主人公と彼を取り巻く日常。
短いながらも綺麗にまとまったストーリーですので、
これならばプレイ時間1時間ぐらいまで物語はあった方が
もっと作品に対して感情移入できたかなぁ。
それだけの腕を作者さんはもっていると思うのですが。。
■最後に
正直に言うと作品に対する評価としては甘く見てしまいますね。
それは「この作者さんを応援したい」という補正がかかってるからでしょう。
「Bランクの技をどれだけ上手くクリアしても評価はBランク」
と、言うのが本音。
少し辛口になってしまいましたが、応援しています。
次回作は中編ということなので今から楽しみにしています。
ありがとうございましたm(_)m
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