裁判員になってみたいなぁ、という興味は多少あるものの
やっぱ面倒くさそうだなぁって気持ちもあります
この作品では適度に中略を多用しながらも
面倒くさい部分もゲームの範囲で少し再現しようと
したのかな?といった感想を持ちました
途中からやっぱ面倒くさそうだな
って気持ちの方が強くなりましたね(;^ω^)
本当の裁判だったらもっと真面目に考えると
思うので実際はそんなでも無いかも知れません
判決の手前で終わってしまう所は
選択肢欲しかったな、って物足りない気もするし
自分で考えようENDで良かったかな
って気持ちの半々といった感じでした
良かった点としては前半部分の
くどすぎない程度に選択肢による
おちゃらけたバッドエンドを楽しめた点
事件の内容がRPGの世界観を
もじりつつ変化球を加えてて
それ自体がギャグになっている点
バカゲー要素の強い前半と真面目に裁判やるのを
みてる後半で印象が変わってしまうなと思いました
民間人が裁判員になる時、短編コミックゲームって感じですな。
様々な物議を醸し出し大きな話題となっている、裁判員制度について深く考えさせられる内容といったところでしょうか。
外見はファンタジーの世界を舞台にしているなんちゃって系であるものの、その構造はかなり現実的な本格趣向であり、ネタやギャグの類ではないので注意かと。
裁判員制度について少しコミカルに、そして、わかりやすく描かれていている半面、あまり難解な用語や長ったらしい文章は極力省いているので、「ゲームで堅苦しいのは勘弁」という人にも、割とすんなり入っていけると思われます。
最後は「判決を決めるのはあなた自身」という中途結末であり、明確なエンディングは存在しないので、その辺を踏まえてプレイするのが吉かと。
あくまで本作は「裁判員制度をテーマにしたフィクション」であり、本物の裁判員制度について詳細を知りたい人は、ネット辞典、等の専門的な情報を調べた方が無難でしょうね。
でも、裁判員制度についての大まかな流れを知るには、十分実用性がある一作だと思われます。
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