いつの間にか迷い込んでいた変な土地で目覚めた主人公。仲間たちとはぐれてさぁ大変。合流しなくちゃいけませんね。その為にはまずはあちこち出口を探したり人助けをしたり、歩き回ったり隠れたり。あれこれとやれることやることが沢山あります。総じて歯ごたえのある探索ゲームで、難易度はかなり高めかと思います。前半はそうでもないのですが、後半は正直時間に追われる感覚でかなり際どい。最初の魔法陣の丁寧さを考えると、だんだん速攻即効型が求められる物量作戦になりがちなのは、世界観的にも少しもったいないなぁと思わせる作りでした。
周回ほぼ確定気味という前提で遊んでみると良いでしょう。その前提がないと、長さ的に少し辛いかもしれませんん。
ストーリーは他の方が述べられていますが、確かに薄めではあります、が偶然迷い込んだ、込まされた程度なのでよくわからないまま終わるのは主人公サイドとしては仕方ないかなぁという気もします。そこらは次作以降に期待ですね!
個人的に惜しかったのは、赤い光が赤すぎて画面が見えず、探索や逃走、落石よけの時最高にイラつく点でしょうか…ああいう局面で、あそこまで赤くなられると目を瞑って落石避けろという無理ゲーになるので…

謎の赤い光から逃れつつ、寂れた場所を探索して進む、一部アクション・謎解き有りの探索アドベンチャーです。
ゲーム内のBGMは比較的静かなので、道中での環境音や効果音が小気味よく、退廃した人気のない世界観にのめり込むことができます。
赤い光が迫ってくると怪しげな音と赤い光が画面を包むのですが、普段が静寂であるぶん、いつまたくるのだろうかと、終始緊張感を持ちながら探索していました。歩行速度は通常よりやや遅めとなっていますが、それがまたより一層と焦りを掻き立てていてとても良かったです。
回復アイテムは丁度良いくらいの数で配置されているので、同じところでウロウロと長く歩き回らない限りは詰まることはありません。一部、謎解きとは無関係の通れる道がどこかわからなくて迷ってしまいましたが、個人的には露骨に道筋がわかるよりも、リアリティのあるマップの組み方でしたので非常に好印象です。回復アイテムが数少ない状態でも、探索するのが楽しくてあちこちウロウロしてしまいました。
エンディングは実質一つとなっていますが、初見ではまずわからないだろう「ある要素」を二周目の周回で知ることができます。それを頼りに「ある要素」も一つずつ回収していくと、終盤でちょっとした変化が……。
一周目は要領がわからなくてクリアするのに6~8時間はかかりますが、二周目はある程度どこに何があるのかを把握できればサクサクと進めることができます。
なかなか濃厚な時間を過ごすことができました。今後、解き明かされていない物語がどのようになるのか、とても気になるところです。

ver.2.0でプレイ
無事2周クリア(と図らずしも地蔵縛り)できました
セーブやHP回復に使うアイテムが有限であるため
下手にやると詰む可能性もありますが
少し工夫するだけで地蔵なしでも十分クリア可能なので歯ごたえがあります
マップに関しては「そこ行けたのか」って箇所がそこそこあり何度かつまづきましたが
基本的に新しく行けるようになった範囲で完結するエリア型一本道構成であるため
行ったり来たりのストレスがなかったのがよかったです
また、作者様のブログに攻略が載っているので探索で詰む心配はありません
シナリオに関しては下の方も言っている通り続き物として見てもかなり薄味で
謎の解明はほぼなくキャラ紹介だけで終わってしまった感じでした
気になった点としては
赤い光の効果が強すぎたかと思います
時間制限ではなくフラグで発動するとかダメージの頻度か値を小さくしても良かったかなと思います
あと周回前提ならダッシュ機能とイベントスキップが欲しかったところです

※ネタバレあり。Ver1.00。
『評価点』
・緊張感があり、探索要素が非常に楽しめました。
追いかけられ要素というよりは特定の時間毎に
発生する現象により、主人公が死ぬほど追い詰められます。
ところがこのバランスが絶妙で、やってみると結構キツいのですが
なんとかなる仕様が素晴らしかったです。他のホラゲー、探索ゲー等で
追いかけられ要素がありますが、謎解き&探索中にそれをやられると
個人的に非常に萎えてしまい、すぐにプレイを辞める事があります。
しかし、本作はそれでも楽しめました。私の概念を覆してくれた
素晴らしい作品です。探索用がややわかりずらい箇所がありますが
割となんとかなる感じもまた素晴らしいです。
『気になった点』
・他の方のレビューにもありますが、物語の内容が薄いこと。
正直、登場人物が数名でてきてちょっと挨拶をして、
終わりというような感じで幕は閉じます。周りが赤くなる現象、
人物の詳細、主人公がなぜ巻き込まれたのかも語られず仕舞いとなります。
また、2週目の後半のロープの使用も悩みました。何としても工場から
持ち出せずに四苦八苦し時間を取られました。あれはかなり意地悪な
要素に思われます。もう少しヒントを持たせるか、ロープ所持の状態で
選択肢を表示させるなど幾らでもやり様はあったと思います。
これは個人的な事ですが、リセマラ的な行為が頻発しました。
探索においてノーヒントな場所ばかりなので死んではやり直しの
回数が非常に多かったです。ただ、内容が面白かった為、それもまた
病みつきになっている自分に矛盾を感じていましたが。(笑)
『感想』
年始からいきなり素敵な作品に出会えて良かったと思っています。
これほど探索を楽しめたのは今までのゲーム経験の中でもあまり
ありませんでした。最後に素敵な作品をプレイさせて頂きありがとうございました。

プレイ前にここを参考にする人がいるか分かりませんが、ゲームの概要についてプレイヤー目線から補足します。
すべて私個人の感想です。 (バージョン1.00でプレイ, 真END?到達 )
[1] 探索メインのADVです。なぞなぞやクイズめいたものはありません。
ですが、ゲームの進行にはそれなりに思考や試行が求められます。
また、若干のアクション性やリアルタイム性があります。
[2] フリゲADV(探索/謎解き/ホラー)の中では、難易度は高いです。
(あくまで母数に対する相対的な評価です)
[3] プレイ中は"常に"有限なリソース(消費アイテム)の収集と使用が求められます。
あまりにも探索の効率が悪いと、実質的な"詰み"になるかもしれません。
[4] ちゃんとクリアするのに要する時間は6時間~10時間ほどだと思います。
[5] 物語について、舞台としてはこの作品で完結しません。
以上です。やりごたえのある作品なのでプレイをおすすめします。
以下感想です。
非常によく作り込まれた作品だと感じました。
システム、マップ設計、ギミックなど、総合的に見て凡作とは一線を画していると思います。
基本的なところですが、アイテムをちゃんと適切にマニュアル使用させて進行させるゲームは好きです。
リアルタイム性があり、リソースを消費していく特有のシステムが探索に緊張感を与えていて面白いです。
ゲーム進行に「非常に丹念な探索」が求められる一方で、同時に探索そのものにコストが生じるのは、中々厳しい側面もあります。
この緊張感と難易度のバランスはプレイヤーによって好みも様々だと思います。私としては楽しくもあり辛くもありましたが、許容の範囲内です。
ボリュームに関してはとても満足ですが、物語が本質的にあまり展開しなかったのは少し残念に思います。
ツクール初作でこれだけのものを作られているので、今後の制作にもとても期待・応援しています。
プレイさせていただきありがとうございました。
蛇足です。前半に書いた[4],[5]あたりはゲーム概要として記載された方が閲覧者は助かると思います。
また、このゲームは難易度がそれなりに高いため、攻略情報を予めどこかに記載しておくと、後の対応が楽になるかもしれません。
(これは完全に作者様の意向次第でよろしいかと思います。)
ちなみに私が詰まった点は以下のとおりです。
1. バール入手後、民家への道が見つからない
2. 工場の更衣室?ドア締まりからの脱出
3. どうしたら"あそこ"でロープが使える状況になるか(これに一番詰まりました)
4. トンネルの逃走(飛び越え箇所)

※ネタバレを含みます。
Ver.1.00でプレイ。
半リアルタイムのアクションアドベンチャーで、謎の土地で目覚めた主人公が脱出を目指す
導入からの謎と波乱に満ちた逃走劇が楽しめました。
使用ツールの仕様的にやや古さを感じさせる印象はありましたが、薄暗い世界観と数々の
謎に加え、一定周期で襲い来る脅威や追手からのスリルある逃走イベント等、非常に丁寧かつ
力の入ったシナリオやイベントで、結末に謎を残しつつも存分に作品世界を堪能できました。
ゲームはオーソドックスな探索ゲームスタイルにおよそ一定間隔で訪れるダメージイベント
からの回避やアイテム数の管理といった要素が加わり、強い緊張の中で高い観察力が要求される
歯応えあるゲーム性になっています。
謎解きは簡単な推察やナンバーロック解除程度しかないものの、きちんと確認しないと解けない仕様に
なっていたり、進める場所の判別や、残り時間やアイテム数と相談しつつの探索作業に結構頭を使います。
特にセーブと死亡回避に同じコストが必要で、プレイの仕方によっては詰む可能性もあり
先の見えない中どれだけアイテムを使っていいものかと常に不安感のある中プレイするという
感覚はなかなか疲れましたが、8時間強程掛かって何とかクリアまで辿り着けました。
解明されない謎が多くストーリー的に物足りなさを感じたり一部エリアで難易度が厳しく感じる人もいる
とは思いますが、世界観やゲーム性は独自のアイデアを取り入れた見所のある点も多く、丁寧な作りで
完成度も高いので、今後のシリーズ展開にも期待しています。
※余談
ただ、まさかの二周構成やシリーズ序章的な作品だったと知った時には、かなりの労力と時間を費やした
だけに思わず絶句したという事は伝えておきますね(苦笑)

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