前作のミノニヨクシティもプレイしてから、新しいものが出ていたのを発見。
しかし最初は鬱要素多めとのことでプレイをためらっていました。
(普段ほのぼのメインでホラー系はもっぱら見る専だったので…笑)
しかしプレイしてみると、さすがの作りこみです。しょっぱなから雰囲気がガラッと変わった瞬間に息をのみました。そのあとは真相を突き詰めることに没頭していきました…!キャラデザが本当に凝っていて、お気に入りの子はひらすら強くしていきました。さまざまアイテムの名称も素敵です。
寄り道要素もしつっっっこく回収していって…マップも住民たちもかわいらしかったです。RPG戦闘めんどくさいマンな自分にとっては敵の難易度も難しすぎず、丁度よかったです(隠し要素のボスは苦労しました…笑)
こちらはまったりした雰囲気やキャラの性格が分かるようなイベントも多かったのでやりこみがいがありました。
それに対して鬱パートですが、「今までのほのぼのどこいった⁈」と…
後半になるにつれて、主人公の闇が深くなっていき、トゥルーエンドのラストは、確かにこうなるな…という印象でした。あまりにギャップがすごいので、寄り道パートはむしろ彼にひとときの落ち着きを…!などと思っていました。
登場人物中、1キャラだけ主人公との関係性が分からなくて…いつか判明されるといいなと思いました。
おまけ部屋も堪能したので、あとはコツコツエンド分岐を巡回しようと思います。
素敵なゲームをありがとうございました!
このゲームの方向性は開始20分もすればおおよそつかめるであろう通り、酷く陰鬱としたものです。
そこまでの展開で予期された方向と、およそ違えることなく実際の話も展開していき、遂にクライマックスでは……
ひたすらに苦しい世界観ではありますが、緻密かつ執着すら感じさせる濃密な心理描写が展開に説得力を与え、ひたすらお話に引き込まれ続け、奇妙な高揚感のまま気付けば裏ボス撃破までひた走っていました。
黒い太陽とでも言うべきか、悲惨すぎて見ていられない筈なのに次の展開が気になって仕方なくなり、束の間のキャラのやり取りに「いつ緊張の瞬間が来るか」とおどおどしつつも心を躍らせ、そして走りきった後の、あのED。
それは達成感なのかと問われると微妙な所ではありますが、少なくともクリアしたことを後悔はさせない、不思議な魅力に溺れることはできたのだと胸を張って言う事ができます。
素敵な作品をありがとうございました。よろしければ、次回作も作っていただけたなら、たった今ファンになった身として最上の喜びです。またこの方向性でも、あるいは今度はコミカルだったりその他の方向性でも、応援させていただきたいです。
ありがとうございました。
探索要素多めのRPGと独特な雰囲気が漂っているスクリーンショットに、目を惹かれダウンロードしました。
ほのぼのとした街を探索しつつ、街の住人のお手伝いをしていく、と書くと一見のほほんとした物語に感じられますが、物語を進めていくにつれて、変貌していく町並みに畏怖を感じていきます。
どんどん自分の周りの環境が変わっていく恐ろしさがあるのにも関わらず、先の展開が知りたくて、ついついプレイしてしまいました。
独特の敵に、独特の戦闘、台詞、アイテム、今までのRPGをひっくり返されたようなゲームでした。
「罪悪感」が増えれば増えるほど、街が変貌していく様はまるでリアルの自分を見ているよう、そうなるとどんどんこのゲームの世界観に染まっていくでしょう。
一度プレイすることをオススメ致します。
前作、凄く楽しくプレイさせていただいたのですが...今作も本当に良かったですです!いろいろと濃くなってましたね。一番最初、あれ?ミノニヨクシティと雰囲気似てるな?と思っていたのに進めていき、全然違うじゃん...となったのが衝撃的でした。(なのでさらに、おまけ部屋の裏話②はさらに衝撃的でした)
キャラクターのセリフが場面ごとに細かく変わることや、寄り道要素の多さに驚きました。ボリュームがあって楽しかったです。
それと、全体的に暗い雰囲気の中にちょこちょこあった、お茶目なセリフや、イベントがクスッと笑えて好きでした。暗さとほのぼの感がちょうどよく混じって独特な世界観になっていて、良かったです。
曲もいい曲ばかりでした!混濁が特に好きです!!!
楽しいゲームを本当にありがとうございました!
開始してまず驚くのが、作りこみが凄いところ。
自作素材による統一された風景、細かく動くドット絵、ちょっとした分岐でも変化する台詞など、些細な描写にまで気を遣っているのが好印象。
「絶望系RPG」の名のとおりのものが匂わされながら、だんだんと世界に入れ込んで結末まで一直線にプレイしました。
ホラー要素、特に序盤のは人によってはウッときて、人によっては笑えてくる……というか、個人的にはちょっと笑いました。
事実が明らかになるにつれ、ホラー要素は不条理な印象から必然的なものへと変わっていきます。
戦闘は、RPG経験があればスムーズに進めます。テクニックを競うゲームではなく、物語に没入するための体験としてのゲームですね。
普段RPGをやらない方でも、属性の相性に気を付けていけばおそらく大丈夫でしょう。
この点は、前作に戦闘要素がなかったので、同じような層に向けるならこのくらいの難易度でちょうどいいかと。隠し要素もファンサービスの面が強いので。
一つ、主人公へ感情移入できる大きなポイントがランダムワープになっているのが……。
前述したとおりゲーム性よりもストーリー性がメインの作風と思われるので、ランダムではなく初回か2回目にでも必ず行ける仕様にした方がいいのでは、と思いました。
キャラクターやスクリーンショットを見て世界観に惹かれた人、
細かく変化する台詞など作りこみに燃える人、
絶望描写に萌える人
におすすめです。
素晴らしい完成度の作品で、熱中して朝までプレイしてしまいました!
その良さはみなさんが語られているのであえて難点を挙げるならば、戦闘難度が非常に低いです。
あまりに歯ごたえが無さ過ぎて「話の続きを読むための作業」という感じがします。
しかし、ボス戦は演出のおかげで飽きない作りになっていますし、戦闘がヌルいと感じるころには雑魚から簡単に逃走できるので邪魔にはなりません。
そのあたりの設定はすべてストーリーを邪魔しないように調整されていると考えると非常に良く作りこまれたバランスだと思います。
けど、せめて裏ボスくらいは歯ごたえが欲しかったです……
ミノニヨクをプレイしてから、次の作品を心待ちにしていました!
自由度の高い感じが凄く好きです。
今回は物理的?なホラーではなくて、人間的なホラーで色々と寒気がしたのを覚えております。
先日某2525の生放送の方でちょっとマナーの無い方を見つけてしまったので…R18放送(わざと下ネタ、設定に対して笑ってる)やこれホラーなの?何も怖くなくない?などの暴言?を吐いておられました。
なので、実況について少し厳しくした方が良いかな…とも思いました。
折角こんなにも素敵な作品なので、感じ方は確かに人それぞれですが…生放送でそうやって汚されるのはしのびないな…と個人的にですが…。
また次の作品、楽しみに待ってます!
ストーリー、ゲームとしての世界観、キャラクターデザイン、戦闘要素、全てが充実しており、とても満足して遊べる作品でした。
魅力的なキャラクター達とは方々で会話やイベントを楽しむことができます。戦闘画面ではキャラクターごとのオリジナルグラフィックも動いてくれます。とてもかっこよく、可愛いです。
そんなキャラクターへの親しみを持たせていく作りだからこそ、ストーリーへの思い入れも一層深くなりました。
結果、久々にフリーゲームで泣きました。
イベントで行けるようになる場所も多く、次はどこへ行くのだろうとワクワクしました。
そして、会話やイベントなどの作り込みが多いからこそ、一度行ってイベントを終えた場所にもまた行ってみたいと思わせてくれました。
何度も同じ場所を往復したのは自分だけではないと思っています。
しかし、忘れてはならないのはホラー要素があるということ。
ぞくっとするデザインや効果は、ホラゲーほどの恐ろしさは無いものの、プレイヤーをいい感じに驚かせて印象付けてきます。
前作ミノニヨクシティで受けた作者様のイメージを裏切らない見事な出来栄えの作品でした。
こんな作品が無料だなんて勿体無い!
……と思いつつ、フリーゲームだからこそこうして気楽に楽しんでしまってるしなぁと自分で思い悩みます^^;
何にせよ、この作品に、作者様に出会えて本当によかったです。
どうもありがとうございました。