国王の課題でほっぽりだされる前半(紋章集め)はわりとファンタジーものではよくある展開で、これはこれで王道感があっていいかなって感じでした。
しかし、本作がめんどくさがり屋の私に感想を書かせるに足ったのが、後半(城に帰還後)の「どうしようもなさ」ですね。これはですね、まぁ、普通ならどんでん返しや意外な急展開が起きるわけですが、そんなものはなく、苦しい展開や諦めるかのようなあっさりとしたEDが用意されていて、そこが自分にハマりましたね。
選択肢が多く、フリゲの性質上キャラの掘り下げに制約がかかる中、なかなかよくキャラが作られているなと思いました。
クーちゃんはなかなか人を選びそうなキャラで、全編通して、うわぁ( ^ω^)・・・ってなりましたね自分はw
まぁ彼女の立ち振る舞いこそがこの作品のキーなんで、作者としては「わざと」なんでしょうね。
社畜なので、ED全部見れるかな?と最初思っていましたが、最終盤ですべてマルチエンディングとして分岐する親切設計なのも助かりました。
まぁ、一番胸に刺さったEDは現状維持の社畜EDですかね汗
一体俺はゲームしてまで何を見せられているんだと・・・
RPGのようなテイストで読み進めて行けるアドベンチャーゲームです。
選択肢が非常に多く、それが反映されることが多いので、主人公への感情移入や世界への没頭度が高いです。
後半は心を抉られるような展開もありますが、人生というものを考えさせられる作品でした。
かなり攻めた選択肢も多く、試してみたくなる魅力に溢れています。
エンディングは複数ありますが、どのエンディングが正解かというものはなく、プレイヤーの信念に沿った選択であれば、どれも間違いではないと思います。
明るく楽しいと話という訳ではないので、それなりに覚悟してプレイした方が良いと思います。
面白かったです。
たくさん選択肢があるので、主人公の性格を変化させて、本当に自分が物語の主人公のように思えてプレイできて、楽しかったです。
選ぶのにとても悩む選択肢もあって、本当に主人公の人生を生きている感じが少ししました。
リセットしたらもう一つの選択肢を選びなおせると分かっていても選びづらいものでした。
単純に好き、嫌いで判断できるキャラクターがそんなにいなくて
この子のここは好きだけどここは嫌い、ってことが多かったです。
ライツが私に向けてきた感情のように、キャラへの評価は複雑なので、おまけ部屋のアンケートは答えづらかったです。
以下、ネタバレ含みます。
特に印象に残ったシーン。
カシュ―が自分の正直さを、アイデンティティのための思考停止だと自省しているところ。
クーちゃんと椅子を片付けるところで、クーちゃんが虚勢を張ったけど結局耐えきれなくて泣き崩れちゃうところ。
他にも、いろんなキャラの二面性(多面性?)
たくさん選択肢を選べたところ。
自分の選択で主人公の性格が変わるところ。
おちゃらけた選択肢が面白かったです。
職場の隣の席の男の人が退職できてよかったです。
馬車の中の意味わからないカードゲーム盛り上がってて楽しかったです。
マップがとてもキレイで歩いてて楽しかったです。
元素材のクオリティもさることながら、マップを組むセンスが光ってました。
窓から漏れる光の表現や、池に映りこむ空、草むらを歩いた時に出てくる葉っぱ
音の演出も違和感なく物語を盛り上げてくれるものばかりでした。
戦闘の大きく振りかぶる技も、仲間の「護衛」が引き立っていいフレーバーだと思いました。
ほぼ一本道って書いてあったので、勝手にエンドは一つだと思い込んでいましたが、何種類もあってびっくりしました。
意味のないセリフや説明口調がなくて、本当にキャラが喋っている感じがするのが好きでした。
あるエンドでダンの仲間になれたのが個人的に一番嬉しかったかもしれません。
セイさんの献花イベントや、演説好きでした。
好きなところを長々語ってても仕方ないのでこの辺で……。
長編の制作お疲れさまでした!
今度ゲス主人公で二週目してみたいなと思います。
<ネタバレを含みます>
ゲームシステムが面白くて、まさに自分が主人公となり没入できるとかは
既に散々レビューで言われてるし改めて書くこともないか。内容の良さはもうとにかくやればわかる
今はただただ感謝を述べたい
「クーフィアに出会わせてくれてありがとう」
それだけが言いたかった
でも言いたいこともう一つあった……初期バージョンの、2015年くらいのレビューを見ると
どうもクリア後のおまけ部屋
キャラ設定のページが……減ってるっぽいんですよねぇ
すごくつらい
なんか当時のレビュー見ると、おまけ部屋の裏設定でハーゲン団長について語られてたらしい(しかも悪人だったの?)けど
今はもう一切ないんですよねハーゲンのハの字も無い、どんな人物だったのかまるでわからない
まあ作中で語ってないんだから作者様が要らないと思ったのなら仕方ないけど、うううすごく気になる
そしてそれより知りたくて仕方ないのが
なんかクーの過去(幼少期?)についても語られてたそうで
えええ知りたいよ……聞きたいよ……
いや養父から暴力を受けてた話なら聞きたくもないんだけど(作中でも言ってたし)、でも知りてえ……
クーのすべてが知りたい……
ついでにハーゲンもやっぱ気になる、何で誰に殺されたんだ……
ドレが何で帝国の裏切り者と呼ばれてたのかとか
作中で説明されないまま終わったこと結構あるんですよねぇ……
解決しなかったオトヒメの件とかは作者様のブログで説明されてたし、むしろ解決してないのが良い味になってると思うのですが
ドレやハーゲンの、そしてクーの語られてない設定は、やっぱり聞きたいなああああ!!!!
もう初期バージョンのデータは手に入れようが無いし
何とか作者様の気が向いたらブログにでも書いてくださらないでしょうか(´;ω;`)
あと重ね重ね、素晴らしいゲームを本当にありがとう
社畜編も良かったと思います
リアルタイムだと、王様から罵倒されるわライツに苛められるわ仲間たちと離れ離れで社畜だわで
冗談抜きに涙目になってましたけど、あれがあったからこそ余計にラスト(四人の王国エンドを選びました)が最高に幸せだったと思う
選択肢次第では社畜人生を選べるってのもすごい。これのおかげで、なおさら自分の譲れないもの、本当に大切なものを選べたなって気持ちになる
こんなに素晴らしい人生を生きられた喜び
四人の王国は、もう死ぬまで忘れないどころか、死ぬまで続く俺の人生そのものです
俺はクーと一生一緒に生きていく
すごくおもしろかったです!
最近やったゲームの中で特にプレイ後の余韻がすごくて、数日放心状態です。
選択肢を選べる主人公はまさに「わたし」であり、ゲームへの没入感がすごかったです。
スケベな選択肢を選ぶとちゃんとステータスに残るのも好きです(笑)
キャラクター同士のやりとりが生々しく、だんだんと味方サイド内でドロドロしていくのに阿鼻叫喚状態でした…。
選択肢は選べるものの、「わたし」は無口なのでそれを上手く伝えられないことも多く…。ヒヤヒヤしました。
マルチエンドなので、何が幸せなのか不幸なのか考えさせられます。
きっと「わたし」が幸せだと感じたエンドがベストエンドなのでしょう。
いやー本当に好きです!!記憶を消してもう一度やり直したい!
それぐらい、感情が揺さぶられたゲームでした。
作者さん、素敵なゲームをありがとうございました!
ストーリーのテンポがよく、いい感じに次の展開が発生して途切れるところがないので、常に「続きをやりたい!」という情動に駆られたゲームでした。
選択肢を選べるイベントが多く、プレイヤーの志向を主人公としてある程度性格に反映させることがシステムは受動的な本でもアニメでもないゲームならでは「体験」の強みを最大限に生かせているゲームだと思いました。
何より、選んだ選択肢をキャラが覚えててくれたり、性格や志向を言い当ててくれる等の反映はプレイヤーとしてはキャラと対話しているようで思わずニヤニヤしてしまう演出でした。
登場キャラクターみんな好きです。嫌味な役だったり、ちょっとうざいところのあるキャラもいますが、それらは彼らの抱える人間臭さにあるのをきちんと表現出来ているのが素晴らしいと思いました。またそうした誰しもが抱えるかもしれない感情や想いの言語化が凄く丁寧だと感じました。みんな尊い。
前半の4人でわいわいやる感じはすごく楽しかったです。正直なところ最後まで4人でドタバタの中をふざけながら冒険していきたいと思うところもありました。
しかし、後半から終盤の会話の展開の仕方もすごく好きです。前半のようにふざけた回答はし辛いですし、八方美人なロールプレイングをしがちなのでかなり感情が揺さぶられました。でもだからこそ最後は自分が見たいエンディングを目指して後悔なく最後までやり遂げることができました。
まだまだ語り尽くせないことが多いですが、展開の流れとテーマの関係や、その他細かい演出など、すごく粋な工夫がたくさん詰まったゲームだと思います。
こんなに途中からやりたくなかったっていうかプレイすることに恐怖を覚えたゲームは初めてです
ほんとにめちゃめちゃしんどかったです
とりあえず就活中とか社畜にはしんどいゲームだと思います(私がそう)
正直トラウマになりました ひたすらシナリオで精神をぼこぼこにされます
もうほんと遊びながら不安すぎて呼吸が乱れましたし脈がおかしかったです 中盤のあたりパソコンの前で脂汗流して硬直しました キッツイ
エンディング1つしか見てないので終わり方についてはあまり触れないでおきたいのですがとりあえず私の見たエンディングだと下がった部分は上がりきらずに終わったな、という所感でした クーフィアちゃんもなんか 大丈夫か??
あまりにも怖いので周回する勇気はまだちょっとないです…(こんな体たらくでレビューなんか書いてすみません)
心情の変遷が生々しくてぞっとしました しばらくは放心しようと思います…
素敵なお話を有難うございました!
選択肢を色々選ぶのが面白い
フラグ管理とかすごい大変だったろうなと思います
ここまで手の込んだシステムは商業でもなかなか無いのでは
前半はとにかく和気藹々としてて楽しかったです
ずっとこんなのが続けば良いなと思ってました(;^ω^)
後半は鬱々としてて逆に早く終わって欲しいなと思いました
(どうなるんだろう・・・という不安の中、謎解きと探索にまた時間掛かるし)
そういうテーマというか展開を狙っていたんでしょう
妙に現実的な嫌さというかもどかしさがEDを見てもありました
(私が見たのは多分「四人の王国ED」と言われている奴)
私的には単純なハッピーエンドなのが観たかったかもw
キャラも個性があって愛着がわきます
ただヒロインの思い込みの激しさとか最初はかわいいと思ってたのが
だんだん怖いとかウザく感じるようになるところも妙に生々しさを感じました
ルートによるのかも知れませんが各キャラの生い立ちや結末も
はっきりとは見せない辺りがこれまた生々しさがあったのですが
ちょっとすっきりしない部分が多かったかも知れません
フリゲにはあまり不満点は書かない主義ですが
この作品は狙って賛否両論というか負の部分も正面から描いてる作品かなと思います
8時間程度ぶっ通しで全エンディングクリアしました。ここ数年やってきたフリーゲームでもっとも面白かったゲームでした。
選択によって主人公の性格が変わるのが面白く、時にとんでもない選択肢があるので一人で笑ってしまいました。会話のテンポがよく飽きさせないつくりになっています。選択の回数も多すぎず、少なすぎずでいい感じです。また、フリーゲームにしては10人前後と割とキャラが多い気もしますが、一人ひとりの個性が際立っていてまったく気になりませんでした。とにかくクーちゃんが可愛かったです。
私はレべリングや広大なマップをひたすら歩き回るのが苦手なのですが、このゲームはそういうRPG要素がなくストレス無くプレイすることができました。また、BGMが秀逸でよかったです。
エンディングは9つあるのですが、これは少々多い気もします。結果ほとんど同じようなものがいくつかあるので……。
あと、2年前のゲームにいうのもなんですが、2周目でもいいから主人公が王子になるまったく負の要素の無いハッピーエンドも見たかったです。
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