【最初から最後まで全体的にネタバレしています。未プレイの方はご注意ください】
睡眠時間を削ってまでのめりこんでしまいました。
全体的にはファンタジーと現実世界のリアルがいい塩梅に混ざっていて非常に良かったのです、が……。
なんていうか、実力不足な結果に終わってしまったな…という印象が大きいです。
登場キャラクターの印象メモがつけられて、話が進むごとに情報が増えていく…というシステムはすごく良かったです。
しかし、一部のキャラが登場回数少なすぎてシステムが全然役に立ってない感が強すぎます。
おまけ部屋でキャラの裏設定が拝見出来るんですけど、これ全員に対して言えるんですが「それ本編で言ってよ!」っていう設定が多すぎて後出し感が半端なかったです。
ジャンに関してはまだ実際村へ行ってギスギスした感じだとか村を追いだされたワケがなんとなく分かったのでまだ良いんですが、ヒロインのクーとカシューに関しての過去の描写がねぇ…薄すぎる!
特にクーの過去については本人が語る描写が欲しかったです。
会話からちょこちょこ「あっ…(察し)」な要素はあったんですけども、なんか最後までごまかされちゃったな。っていうのがね、本当に強くて…!
「それ違う。おまけ部屋で語るとこじゃない。イベントで語るとこ!!!」って突っ込みながら裏設定読みましたよ…。ほんともおおお
カシューはキャラ絵もお気に入りっていうのもあって、活躍して欲しかったな…(´・ω・`)というのもちょっとあったりするのですが、やっぱハーゲンに関してはイベント用意するべきやったんや……!
これも「違う。おまけ部屋で語ることじゃry」と突っ込みつつ、おまけ部屋の設定読んだ感じからしてもちょっと曖昧すぎる気がしますー……。ハーゲンが良いキャラではないというのはね、読んでて分かったんですよ。でも何故、彼がカシューに正直に生きるように約束させたのかがね……分からん。分からんですよこれじゃあ。
やっぱりカシューとハーゲンに関してはイベント欲しかったです。消化不良すぎるorz
そして、王子候補で出番が極端に少なかった某2人はもう少し活躍の機会があってもいいのでは。王子キャラで活躍しまくってたのって、ダンとセイとライツ(と時々ガレン)だけで、マイトとジャックスがホント序盤から除け者扱いされてるのが不憫でな…。あの二人、最初のシーンとあと少し出番があるぐらいでしたよね。もっと!!!活躍の!!!機会を!!!
なんか、数の割にはキャラを生かしきれてなかったのが本当で残念でなりません。
戦闘システムもサクサク遊べるし、負けてしまってもゲームオーバーにならない仕様なのは戦闘が苦手な私にとっては面白かったです。
一方、主人公たちがいつまでたっても成長しない点に疑問が…。なんか成長イベントとかあっても良かったんじゃないかな~。
ゲームの種類としてはADVであるので、戦闘はオマケであることは勿論理解の上ですが、いかんせん作業感がハンパなくて…。もっと工夫が欲しかったなぁ。
なんかこう、主人公も守られてるだけじゃなくて…守りたかったよね。(終盤でありましたけど)攻撃(剣の一振り)だけじゃなくて魔法とか欲しかったなぁ~。と思って改めてPTメンバー見返したんですが、全体的に、みんな、体育会系…?
そういう設定も機会があればブログやtwitterでぜひぜひお聞かせいただきたいところです。
主人公の選択肢が豊富なのが良かった。
主人公キャラってある意味性格が決められてる感が強いじゃないですか。
それを選択肢によって自分でキャラを作っていけるというのは面白い発想だなぁと思います。
…が、せっかく選んだのに物語の重要な場面では(主人公が声が出ない設定を理由にして)相手が無視するんですよね。いつもは『顔を見てれば大体分かる』って言ってたのに!?なら重要な場面でもちゃんと理解してよ!!全然伝わってないよ!!選択肢の意味ないじゃん!!(ゲームでよくある「はい」か「いいえ」を選ぶシーンで「はい」を選ばないと話が進まないアレ)なご都合主義を感じてしまって、無理矢理話を進めているのがモヤモヤしました。
(クーに関しては「主人公は王子様になりたがっている!そして私はお姫様になるの!!」という思い込みが強すぎるのをひしひしと感じていたので、理解できるっちゃ出来るんですけども…)
あとは何と言っても一番突っ込むべきなのはEDですよね。
リカとクーのヒロインEDしかないってのはどういうことよー?
リカのイベントの多さ的に「こ、これは…ヒロイン別ルート…来るで…」というのはなんとなく予想してたんですけど、「この状況で選ぶのかよ!?」っていうもう最初から突っ込みどころ満載。
私はリカを選んだのですが、リカもリカで汚い部分があるので、好きなキャラではあるのですが、完全に感情移入は出来ないキャラだなぁと思いました。他の方もおっしゃっていましたが、クーを飛ばすために体を売るシーンはちょっと酷過ぎです。あと、性的な描写はないとはいえ、そうと分かるシーンが含まれているのであれば注意喚起をREAD MEやこのふりーむのページにも一言でいいので書いておいて欲しいです。リカに暴力を振るうシーンなんかもそうですが、
正直、女性として、キツかったです。
クーEDも拝見したのですが、ED曲からしてこちらが正ENDなんだろうなぁ、とは思ったのですが、少年漫画によくある「俺たちの戦いはこれからだ!」な感じで終わってしまって。すごい無理矢理な終わらせ方に思えました。
ライツっていうラスボスがいるのがハッキリ分かってんのに結局主人公逃げちゃうの!?お前それでいいのかよ!?みたいな。主人公にはあれだけ多くの選択肢があるんですから、「いや、オレは逃げないでライツを正面から倒すぜ!」って選択する可能性もきっとあると思うんですよね。
あと、主人公の設定なんですけど、部分部分で「お前は何もして来なかった!」っていろんな人にそりゃもうめちゃくちゃ怒られるワケですが、いやそんなことないだろ(笑)って思うんですよね。
だって、毎日が辛くて、プレッシャー大きすぎて声出なくなっちゃったんでしょ?そんなキャラが「何もしなかった」って、なんかおかしくないですか?
何か主人公の身に起こったが故にああなって「王子になりたくない」と思うようになったんじゃないのかなぁ…と思ったワケ、ですが…。まあ主人公の年齢が分からないので「厨二入ってるんです!!」とか言われてしまったらそれまでかな!
EDの話に戻りますが、ヒロインED固定ではなく、せっかくのキャラゲーなんだから(ホモ的な意味ではなく)カシュ―EDとかジャンEDとかキャラ別EDで終わる方が自然なのではと思います。(でも分岐作るのきっと大変ですよね…!)
作者さんは次回作を作るつもりであるとおまけ部屋でおっしゃっておりましたが、次回作というよりも完全版という形の方が個人的には嬉しいです。1つの作品としては全体的に中途半端過ぎますよ。やはりライツは倒すべき。
あと、主人公が会社に入社してからの鬱展開続きはちょっとくどいなぁ…と思いました。もうね、プレイヤーとしては主人公が会社で悲惨な目にあうところで大分ダメージ来てますよ。それほどリアリティがあった。
けど、クーたちが飛ばされるあたりなんかは「主人公たちがこんな悲惨な目に合っているなんて可哀想><><」みたいなお涙頂戴な展開に思えてしまって……鬱(可哀想)の押し売りはやり過ぎると萎えるな……という感想を持ってしまった次第です。
すげえ文句ばっか言ってる感が書いていて自分も思うのですが、でもね、プレイしている間はすごく楽しかったんです。けどね、いざレビューを書くとなると、中途半端な点が多すぎる!!!
それと同時に作者さんに期待も抱いているんです。すごく面白い設定なのに勿体ない!なのでこのようなレビューを書きました。タイトル通りこのゲームは「いろいろ勿体ない作品」だと私は思います。手を加えたらきっと良作になるよ!
(その手を加えるのが大変なんだ!というのは置いておいて)作者さんの今後の活躍に期待しております。主人公たちをぜひ救ってやってください。お願いします。
twitterは鍵をかけていて@が送れないのと、メールはいきなり初めての方に長文送りつけるのもすごく失礼だと思ったので、ここに書きました。
作者様がここを見てくれることを信じて…。
のめりこみました
ご飯食べるのもそこそこに、課題もやらずにのめりこんでしまいました。
完全ファンタジーな世界かと思いきや、妙にリアルなところも多く、今の自分と重ね合わせて考えさせられました。
正直後味がすごく良いわけではないし、やっているなかでだいぶ辛くなったところもあったんですが、それでもこのゲームに出会えて良かったと思います。
私もこれだけは譲れないと言える何かを見つけたいなあ...
あえて言うとしたら、生々しい表現が結構出てくるので(それがこのゲームの程よいリアル感を出しているんですが)、それをオフにできるとか、違う表現に変えられるとか、そういう機能があるといいかなあと思いました。
共感できるキャラが一人いればいい
良くも悪くも癖のあるキャラがたくさん登場します。
ヒロインのクーが想像以上のメンへラでした。
かなり頭がいかれていて、後半はドン引きしっぱなしでした。
別にヒロインは普通でなければならないとも思いませんし、メンへラでもヤンデレでも頭がゆるゆるでも構いませんが、ちょっと個人的想定レベルを超えていたので衝撃を受けただけです(笑)
まるで爆弾のような子で、あいた口が塞がりませんでした。
リカは、他の方の感想にも書かれていますが、言っていることとやっていることが違うのが気になりました。そこが残念。
一人好きなキャラができたのでクリアしましたが、どちらのヒロインとも結ばれないエンディングも欲しかったです。
それでも好き嫌いは別として恐らく忘れられない作品になりそうです。
作者様が次回作はどのような作品を作られるのか、とても興味があります。ありがとうございました。
多分今年で一番面白い話
特に期待してないけれど始めたら、話が二転三転、えっ、えっ!??っと一気に最後まで読んでしまいました。
パッと見王道話ですが、作者が多分「愛されるキャラ」を作りたいじゃないから、全員「これどうしても受け入れない・・・」ところがあって、無口な主人公でさえよく思えば醜いところがあります。
そしてある職場の描写がファンタジーとして生々しい過ぎで30路社畜の心がすごく抉られた・・・それほど感情移入が出来ていいけれど・・・
これ以外のエンディングがあるかもしれませんが、私が最後の選択肢だけで2つのEDに辿れるところまで進みました。本編の話が大きい割、どちらのEDもえらく小物の感じがしてアンバランスの気がしますが、主人公最初の願望からして納得出来・・・やはりちょっと微妙な気分がします。あるEDに「弱者のマーチ」と勝手に名前を付きました。
あまり後味がいい話ではないですが、作者が話し手として結構素晴らしい方です。次作を期待しております!
クーに一票。
グラも性格も直球ストライクでした。
展開的に、これくらいのレベルのメンヘラなら棚ボタ。
さて、
●良かった点●
①ストーリー展開に緩急・山谷があり、
作者のメッセージが良く伝わる作品。
所謂、やおい(←元祖語源が主意)制作ではなく
エンタメに徹している良ゲー。
②2週目からスキップ機能がついている。
③各キャラ構成とストーリーキャスティングのバランス
をみるからに明らかにトーシローではないと確信。
なんかやってる人なのか、ちゃんとggろうとおもった。
④分岐選択が多い割に、キャラがブレない。
素晴らしい。
⑤難解自慢の無理ゲーではなく、プレイ時間たっぷり
ストーリーを楽しめる。ボリューム感がたまらない。
●悪かった点●
①キャラ絵に統一感が無い。
私的にはクーのグラに統一してほしい。
根性で是非作ってほしい。
展開が面白く感情移入出来るだけにとても残念。
②二週目からはダッシュ機能も付けてほしい。
③多分、今後徐々に拡張するだろうが
現状では分岐選択でストーリーが変わるポイントが少ない。
2週目以降のお楽しみが足りない。アプデ期待。
④どうにかあのクソ共にひと泡ふかせてやりたいんだが。
せめて2週目からは煮え湯を飲ませてやるくらいのry
⑤リカにタダで寝れる場所を教えていない状況の時、
野宿のはずなのに「あの部屋」という。多分文字ミス。
※ネタバレしないように断片で記入しました。
次回作はやくやりてー。
みんなも応援するべし。
AAA
ストーリーは今年やったゲームのなかで一番と言えるくらい楽しめました。
キャラクターの魅力がすごく良く所々の音楽もその場にあっていて盛り上がりました、特にクーフィアというヒロインは非常に好感が持てました、どういっていいのかわからないのですが。俺にとって凄く魅力的でストライクゾーンを思い切り突っ切たような、二次元の女の子に恋をするという感覚がわかったというか。
こんな感じの女の子がもっと増えてくれたら良いなと思いました。
ちなみに 好きなキャラは クーフィアさん 嫌いなキャラに ライなんとかを選びました
【ネタバレ表現があります】
良かった良くなかったは置いておいて、作品としてはとても心に残るものでした。
どの作品にもありがちな「綺麗過ぎる表現」を使ってない作品としてとても印象深いゲームでした。
主人公やヒロインなんだから絶対清く正しく美しいもの、そんな必要はないと私は考えています。
そういう意味で汚さ、醜さのあるヒロイン達はとても好感が持てました。
もちろんおかしいところは多々ありましたが・・・(他の方が書いてるので割愛)
好きなキャラはリカ、嫌いなキャラはクーを選びました(ヒロインのみの2キャラで判断しました、サブキャラだとドレが好きで王様が嫌いです)
選択肢がとても多く、性格が反映されるゲームはとても好きなので、楽しんでプレイが出来ました。
しかし、逆に言うならその選択肢の多さがこのゲームの欠点でもあるように思えます。
選択とは選ぶということ。どちらを選んでも結局道筋は一つなのだとわかってしまうと、選ぶ楽しみや選択するというプレイヤーの判断がいらないものになってしまいます。
一本道で迷うことが無かった分プレイはとても快適でしたが、選ぶという楽しみは途中から無くなっていました。
これなら選択肢の沢山ある一本道より、表現の重厚さを増した一本道のほうが楽しかったと思います。
さらに言えば、一本道である分どっち選んでも一緒と、自分の選択の軽さにストレスが溜まり始めて来ます。
会話が多少変わるので楽しさはありますが、2週目以降はそれを見るためだけの味気ない作業になってしまう点などですね。
選択肢の多さによる作業量の増加はもちろん大変ではありますが、このまま一本道に拘るより、アップデートでルートの追加を行えばもっといいものが出来上がると思います。
もしくは選択肢を極力削り、他の方が指摘している点を他の表現に変えてやるだけでもこのゲームの評価はとても上がると思います。
さて、以下は私的な妄想です。
ルートの開拓案がいくつかあります。
せっかく魅力的なサブキャラがいて、伏線も残したままなのですからそれらをもっと活用しなければもったいないと思ったりします。
おそらくですが、勘の鋭いプレイヤーは1週目の序盤からとある王子が怪しいと感づきます。
じっさい私は最初の会話で怪しみ、序盤の会議ではすでにこいつが悪役だと決めていました。
そういう勘のいいプレイヤーのために、至る所で証拠集めを可能にし、悪役王子を叩き落すルートも必要だと思います。
幸いにもダン(とお供3人)、セイ、リカ、サトミ。このあたりのキャラはとても扱いやすく、逆転の勝算を持たせる事が可能です。
そして、プレイヤーは最後まで流されてきたのですから、最後くらいは自由に選択したいと考えます。
もちろん今のエンディングもこれはこれで味があっていいと思います。
しかし結局は何も出来ないだけの人生を送ってしまっています。
ワナの証拠集めや、旅の途中で他のキャラの信頼を勝ち取る努力を出来たり、その働きに見合ったエンディングがあるべきだと私は考えます。
それ以前、プレイヤーの操作が始まる前の主人公が努力してないから何も出来ないといわれればそれまでですが・・・。
もちろんこのゲームは作者様のゲームです、その世界に私たちは本来口出しできません。
ですが、このゲームはせっかく人の道を決めるゲームなのですから、もっと色々な道が通れてもいいように思います。
最後に、妄想を垂れ流します。
私はクーとリカどちらも選ばず、色々な証拠集めをセイやサトミと行い、ダンと共に悪役王子を成敗、クーはカーくんと交際、ジャンは故郷での諍いを解決、リカは主人公の口利きで昇進、王子をダンかセイに譲り、主人公は国の派遣遺跡調査員兼トレジャーハンターになり皆と冒険、というのが理想でした。
クッソ長々と汚物を撒き散らしてしまいましたが、感想は以上です。
バグ?報告。
後半セイの家でお墓に花を添える事が出来ますが、セイの買出し後クーの怪我中に花を添えることが出来て、さらに、その場にセイが居ないのに会話に発展します。
ヒロインに感情移入できない
このゲームには二人のタイプの異なったヒロインがいますが、どちらも癖が強すぎますね…
一人は説明文に違わぬメンヘラちゃんです。
最初の方は夢見がちなかわいい子なんだなと思っていましたが、後半からの暴走っぷりにドン引きでした。
結構リアルなメンヘラです。
過去の描写が薄いため、なぜそこまで必死になるのかいまいちピンときませんでした。
養子でひどい目に合ってたというくらいしかわかりません。
頭のネジの飛びっぷりや作品のテーマ的にも、理想を追う動機の描写がもう少し欲しかったです。
もう一人は一人目に比べればしっかりしていますが、性格の悪さが気になります。
途中から主人公と親しくなり、心の内を打ち明けていきますが、それを踏まえても序盤の嫌がらせ、後半も上官に体を売ってまで嫌いな人の左遷を要求するなどちょっとやりすぎです。
主人公には優しいのであまり気にならないかもしれませんが、左遷要求はもう一人のヒロインを危機に陥れた切っ掛けですしね…
個人的には主人公やヒロインたちよりダンが好きです。
テーマからは外れますが、主人公たちよりよっぽど主人公してる気がします。
あとヒロインのほうでも書きましたが、全体的に理想を追う動機の描写が薄いと思いました。
仲間一人一人の過去回想等で理想に対する現実を強く印象付けて欲しかったです。
選択の大切さとは一体…
※以下の文は、名前などは挙げませんがエンディングに触れています
クリア後最初から遊び直した上でエンディングは2パターン見ましたが、
あれがハッピーエンドだと言われるのなら理解に苦しみます。
このゲームには「選択の大切さ」について諭される場面が何度かあります。
しかし主人公がどんな選択をしても、
罵倒され、侮辱され、上から目線で説教される展開は変わりません。
もちろん主人公一行もなるべくしてなった、と言えますが、
プレイヤーが介入できない事に対して反省を促されてもどうしようもありません。
主人公一行より他の王子一行のほうが魅力的なのが苦痛に拍車をかけます。
「自由な人生もヒロインとの恋愛もどうでも良いから黒幕を倒したい」
これが一番選びたい選択肢なんですが、半日かけたプレイでは見つかりませんでした。
1.01でプレイしました~
楽しくプレイさせてもらいました!
変人キャラでプレイ終わり、また一からプレイしています。
できれば一回のプレイがすごく長いんで、選択肢か探索パートまでの文章スキップ搭載してほしいです。
【以下キャラの感想とネタバレあります。○○、××とか伏字入れてます】
【クー】
弱いのに重要アイテムを奪った敵に食らいついていくところとか、健気でガッツあるキャラ!と感動しました
でもゲームの説明に『メンヘラで夢見がちな女の子』と書かれてるだけあるなぁと。。
主人公と重要アイテムを死守するのは自分の理想・夢のためというか、
主人公自身は好きじゃなくて都合のいい王子様として見てるところがわかり始めると闇を感じました
クーの一回二回の失敗はまぁしょうがないな~と思って見てましたけど、
何回も単独で突っ走って仲間をまきこむし失敗する、とくにジャンを突き飛ばして華麗にスルーするところはぞっとして怖くなりました
イヤミな眉毛王子とかは何回か話を聞いて見ると考えが理解できる人物だったのですけど、
話をするほど怖くなっていくヒロインで最後のほうは感情移入がむずかしくなってしまった
でも自分のメンタルの問題で手一杯で自己中になってしまうところは、メンヘラ女子としてリアルな描写かも。。
【カーくん&ジャン】
カーくんはクーの悪いところも知っていて好きだと思うので、主人公よりクーとくっつけたくなった
ジャンは無口というよりかは冷静に状況をみて落ちついて話をしてくれる。悪者みたいな顔グラしてますけど頼れるキャラでした
最後までサトミとこの二人はとても好きなキャラでした^^
【リカ】
ゲームの半ばまでは明るくてすきなキャラ。
でも「汚いことはしたくない」といいつつ嫌いな女を追い払うために上官に体をつかった接待?をしようとするあたりでクーと同じく感情移入がむずかしくなってしまった
オマケで『○○○の、夜××を拒絶した』という設定をよんで、○○○は拒絶したのに上官はなんでいいんだろと思ったり。。
上官と寝るまでの行為はやってないのかもだけど、嫌いなやつは直で殴りにいくようなイメージを持ってたのでキャラが一致しない陰湿さを感じました
上官と話してるところでリカの嫌いな女というとすぐ予想つくのに、まったく止めずにスルーした主人公も疑問に思ってしまった
【王様】
王様は王子のなかで声が出せない主人公が一番王にふさわしいと言ってたわりに、○○○の汚い工作をまったく怪しまないダン以下の鈍さ&見る目のなさに絶望した
主人公の抗議は「部下がなんかしました?ごめんなさいね」で終わる、、もぅちょっと紙にかかせるとかして息子の話聞いてくださいよと思ったり。。
【某王子】
某王子は喋り上手で根回しはうまいんだろうけど、
ある人へのイビリやブラックな職場を用意するとか、ダンに性根を見透かされているし無駄に恨みを買いそう
主人公はダークホースで脅威を秘めた人物だと思うのだけど、自分なら無駄に恨みを買わないように生ぬるい場所におくって部下を人質にしつつ飼い殺しにする。またはその場所で早めに殺すとか
イジメに走るあたりに小物感が・・腹の中は真っ黒でも頭はいい権力者向きのキャラかと思ったけど、最後のほうは頭もよくないゲスキャラになった感があって国が傾きそうだなと。
【一部の王子】
出番がなくて印象が・・。あまり出てこないので○○○じゃなくてこの王子が影の黒幕なのでは?と疑ってしまったほど
主人公は声を出せないけれど変な選択肢ばっかり選んでたのでプロフィールのめもみると変なキャラになっていた
登場人物に『影薄い』みたいな扱いされると、こんな変人なのに納得いかない。一部王子のほうが薄い!と画面につっこんだり。笑
【ダン】
王様とか○○○とかお城関係者に絶望してしまい、それに比べると聖人に思えてくる
【門番】
城門の警備を任されてるのにゆるい。主人公に悪意満々なのはおいとくとして、悪く思っていてもペラペラ口に出さずに寡黙に職務こなせよと思ったり
この国を守ってるみたいなことドヤ顔で言われた日には、王位継承して職権乱用のリカの上官といっしょに処刑したい気持ちに。笑
ゲームをやり始めた時点では、自由なトレジャーハンターになるぜ~♪とオモシロ選択肢を選んでやってたのだけど、
残念な王様、某王子、腐ったお城の内部を目にすると『王位継いでこの国を変えたい!』みたいなテンションになりました
でも序盤の選択肢で自由自由いってたのが悪かったのかな。ヒロイン関係のふたつのエンドはいけたんですけど、
王位継ぐエンドはないんですかね?もうダンの部下でいいから腐敗と戦いたい。笑
ヒロインどちらか選ぶと選ばなかった人の前で当てつけみたいにイチャつくのがつらい(´・ω・`)
どちらにも優柔不断な選択肢を選んでたのが悪いんですけど。。
グダグダな長文申しわけありません。
モニター画面につっこむほど感情移入してしまうゲームだったもので。
過去の作品もプレイさせてもらっておりますが一番はまったと思います。
ありがとうございました!
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