蟲ノ目

ヨツツジエコー

微百合×異能力のバトルロイヤル!視界と世界が拡がる異能伝奇系ADVG【蟲ノ目】

眼鏡侍

何て熱い蟲バトルっ!

ヨツツジエコー様の制作された、異能力バトル百合ADV、“蟲ノ目”の感想を書かせて頂きますね。

本作はごく普通の女子大生“二條久保(にじょうくぼ)”が、天才とも言える親友の“三荊(さんばら)”と共に訪れた村で、蟲毒と言うバトルロイヤルに参加する事になると言う物語です。
絵はスクショを見れば分かる通り、良い意味でちょっぴり子供っぽくて、アニメっぽい絵柄と言うイメージを受けますが、話の内容は実にシリアスで深い物となっており、作者の方が非常に博識である事が分かります。
選択肢は一切なく、物語を只管に読み進める形にはなりますが、登場キャラと立ち絵の種類がとても多く、百合度もネタを含めてそこそこと言った具合です。
二條久保と三荊がイチャイチャしている、明るく楽しい微百合展開のやり取りは見ていて心が和みますが、それでも本作の見所は別にあるのだと断言させて頂きたく思います。

ええ、各登場人物達が持つ蟲の異能力によるバトルシーンが、何と言っても余りに熱くて面白いのです。
中二病的でカッコ良い異能力の数々を見る度に胸が躍り、底知れぬ興奮を味わう事が出来るのです。
ですが、キャラ同士の深い絆が描かれていたり、胸が切なくなるような感動的なシーンも用意されていて、登場人物が主に女性になった少年漫画を見ているような気分になれました。
全てが謎だらけで続きがどんどん気になってしまう中、時々今までのおさらいであったり、同じ表現を繰り返すなり解説するようにして、プレイヤーが置いてけ掘りにならないようにする配慮も見られ、伏線は少しずつ回収されて行く、そんな作りになっているように感じました。

蟲を題材にしている異能力バトル物と言う発想も、斬新的で興味をそそられるテーマであり、目の付け所が凄く良いと思います。
序盤は村で三尸九虫、庚申待ち、虫送りと言った小難しい用語が出て来る話が中心でしたが、蟲毒の開催からはまるで別の作品に変わって行くようなスタイルになっておりますが、きっとこれ等の関連性も第二章以降に語られて行くのだろうと思うとわくわくします。
第一章だけでも中々にやり応えのある作品に仕上がっておりますが、残された伏線等も含めて、この後の章で全てが明らかにされて行くのでしょうか。
予想外の展開も多く、時間を忘れてプレイしてしまいました。

平凡としか言いようがないけれど、敵にすら優しさを見せる二條久保と、何かを隠しているように思えても、心から彼女を愛している万能な三荊の二人が織り成す感動的シーンには、ただただ目に涙が溢れて来ました。
形としては敵であっても、蟲毒に乗り気でないキャラや、過剰な敵対心を持ち合わせていないキャラもいて、仲間だけでなく敵との絆も感じられるシーンが多々見受けられたのも良かったです。
救いようのない悪役の表現も、上手く描かれていたと思います。

飽くまでも第一章クリア済の感想ではありますが、そんな私も蟲ノ目(第一章~第四章セット)も堪え切れずに購入してしまい、現在進行形で続きをプレイ中です(笑)。
これはプレイを始めたが最後、もう止められないっ……!

それでは、これにて失礼致します。

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No.15415 - 2013-05-01 18:11:32
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