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「アニマルロボット」という架空の物語がベース。
現在、大人になった主人公達が再びそれらと出会う。
アニロボの物語の描写が細かく具体的なので、共感の度合いが凄い。
知らない物語なのに繰り出されるデジャヴ感の連続。
視聴後は、主人公達に共感でき面白かったです。
その後、僕はある行動を行います。
それは、この作品に対する他の方のレビューを探すことでした。
何故そんなことをしたのか。
こんなにも僕は共感できたけど、他の方も同じように共感できているのかな?
僕の感じた事は正しかったのかな?
そんな疑問を払拭する為でした。
特に2人目の主人公は女性。
たぶん女性はこんな物語に共感するんだな。
何となく2人目の物語を理解しようと想像しながら読んでましたが、
本当に女性はこの物語に共感できているのか?
その答えを知りたくなりました。
さて、どうするか。
→女性のレビューを探せばよい。
→すぐに見つかり、自分を安堵させることができました。
→では、男女問わず他に共感した方はいるのかな?その感想は?
僕の感じた通りのイメージを彼らも共有しているのかな?
そしてネット上に点在するレビューを探し読むほどに、多いほどに、
作品への大きな一体感を得ることができました。
作品の中だけの共感から、作品の外へ目を向け共感を探す。
文字にすると長ったらしくなったが、これが面白さの正体。
これは、
マスコミが日本人メジャーリーガーの放送をするのに原理は似ている。
伝え方が違うだけ。
マスコミは僕らの望むものを放送し、我々は受動的に共感を得ている。
でもこの作品を読んだ僕の行動は、能動的に共感/同志を探しに行っている。
おそらくこの作品を読んだ他の方も、無意識に他のレビューを見て、共感を得ていることだろう。
そうでなければ、作品の最後のシーンの余韻を大きく育てることはできない。
これらレビュー群も作品のクラスターの一部と言ってよいだろう。
思い返すと、
良かった、面白かった、等の言葉では表せないと思った。
上手くハメられた、ハマりに行かされた。
そんなことを思いました。
オタク共感回顧録
一つの子供向けアニメを中心に、同じ世界観で様々なオタクの姿を見せる形式のノーベルゲームでした。
戻ってきたオタク、婦女子オタク、届かないオタクなどのよく見かけるオタクたちの話です。 (この後から少しネタバレ)
この作品の個性であり共感が感じられる点は、子どもアニメが中心だとしても、子どもアニメを見る時点の人たちは大人だという点ですが、ほとんどのキャラクターが子どもの頃、このアニメを見ていて、その思い出をもとに大人として生きている点から感じられるオタク回顧録、思い出の共感性などが、この作品でプレイヤーに響く部分が好きです。 製作者の観察力が素晴らしいです。
そしてオールプレイ後の演出や歌の使用などがかなり個性的で立派なので、オールクリアがおすすめです。 素晴らしいゲーム制作に感謝します!
クリアしたが
最後の一枚絵のクオリティーが高い作品。
オトナニナッタキミタチヘ
同じ世界のオムニバスというだけではなく、毎回同じ作中作をお題にして書かれた短編集というのが意外と見ない構成で面白かったです。
素直に良かったのは佐藤まさる編、共感出来る思春期の心境の変化と、みんな大人になって斜に構えなくなったが故のハッピーエンドって感じ、オチも含めて作品との距離感もこちらの共感も程よかった。
吉田なな編は身につまされるというか……(笑)今作で一番ハッピーエンドかなって思うけどなんか直視できない。
木村てるひこ編はオチが見事だなって思いましたww
最後に出てくる話はラストの締めに良い、色んなオタクテーマが詰め込まれてる作品ですが、最終的には二次元、アニメへの肯定を感じてさわやかでした。
どの話もどこか共感出来る要素があって、面白い短編集でした。アニロボにかなり要素が近いものに佐藤まさるくんみたいな感じで出戻りかました体験があったので尚更。(もしかしたら元ネタの一つにくらいはなってるかもしれない)
私達の心のどこかに四人みたいな部分はある。大人になってもオタクをやめられない人達に捧げたい作品。
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