いろんな感想が頭の中を駆け巡っていますが、全部浅村さんが書いてくださっていますので割愛します。(失礼)
私に書ける事を少しだけ・・・
二人で遊ぶのが好ましいという事だったが、どうやるんだろう?とDL時点では思っていました。
LANではないしオンラインでもない。
実際に遊んでみると、なるほどそういう事か!とまず最初に感嘆しました。
そのアイディアは無限大の可能性を秘めていますね。
1人だと2台のPCでも遊べるけれど、これは2人がおすすめです。これほんと大事です。
スカイプやディスコード等の通話できるソフトがあれば問題なく遊べます。
こんな面白いゲームを作ってくれてありがとう。
今後も楽しみな作者さんです!
クリエイターは誰もが感じているだろうが、独特な発想というものは往々にしてまとめ上がることが少なく、空中分解してしまうか、凡庸に堕することが多い。
その点において『時の掛け橋』はコンセプトの斬新さを損なうことなく、ゲームシステムもストーリーも実に美しく仕上がっている。
長い作品ではないが、このボリュームはむしろ適正だ。ただ1人で黙々と謎解きをするのと違い、相方との意思疎通に試行錯誤しながら進む関係上、冗長で回りくどいゲームではストレスが大きすぎる。それでいて、シード値によって複数回プレイも楽しめるよう設計されているのがニクい。
近年何かと時間を食うゲームが多い中、誰が食べても適量になるよう工夫された本作には惜しみない称賛を贈りたい。
さらに、このコンセプトを存分に活かしたストーリーにも感激だ。短い話の中でキャラクターも立っており、その気になればもっと長大な物語にすることもできるだろう(だが、そうすべきでないのは上で述べた通りだ)。
詳細は伏せるが、最後のギミックには思わず感嘆した。配信ではリアクションが薄かったかもしれないが、許してほしい。
コロナ禍において、人と人との触れ合いは減ってしまった。やむを得ないことであるし、それゆえに新しい技術や文化が生まれているのも事実だが、本作はその新しい世界において、人と助け合い、舞台を共有し、喜びと感動を分かち合うことを体現してのけた。単なる「2人プレイ」ではなく、「2人で共有するプレイ」というスタイルが、プレイした2人にシンクロを生み出す。この喜びや幸福感はプレイした者にしかわからないだろう。
ドット絵というそのレトロな雰囲気に反して、斬新なコンセプトと優れたゲームデザインによってまさに新時代を切り開くパイオニアである。このゲームの名付け親となれたことは光栄の至りだ。白玉餅氏には大きな感謝と、そして盛大な拍手を送らせていただきたい。
最後に一つだけ言わなければならないことがある。
私はミライ派だ!
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