少年の近くて遠い片想いのお話
1分間の中に切なさが詰まった作品。
ネタバレを含みます 目の前にあるのに踏みこめない「影」と「片想い」の対比が 情緒に溢れた文章で描かれていて素敵でした。 海君が全部分かっていて踏み込まれないように避けている可能性もあり、 両者共に影踏みしている可能性まであるので妄想がはかどります。 いつか影に追いつけますように! 一分ノベルですが、一分のためだけの作り物めいたキャラ造形ではなく、 長編映画のワンシーンを切り取ったかのような細やかな息遣いを感じられました。
告白できない理由が、そこにあったんですね。 でもラストでは、明るい未来が見えそうに終わるのが素敵です。 何とも切ないストーリーでした。
せつねぇですね! シンプルな構図ながら感傷に浸れる文章
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