他サイトのレビューに惹かれてプレイ。
最後までクリア、おまけの作者さんの部屋にも到着。プレイ時間は40分程度でした。
グラフィックは主人公パーティの他はツクール2000RTP素材中心なのですが、そうしたゲームだからこそ、作者さんの個性やセンスが、構造や物語、イベントの中に必然的に表れやすくなる…と、個人的には思っています。
本作はまさにその典型例で、作者さんの個性がそこら中に溢れだして(半ば暴走…?)います。また可愛らしいイラストは、意外なほどにバリエーション豊かです。表示時間が長くないのがもったいなく思ったり。
あまりに理不尽でシュール(スラップスティックと言えるでしょうか)なイベントやギャグの数々に、クスッとなったりしました。
製作は2007年。ツクール2000RTPグラフィックの数々。
単におバカで変なゲーム、というだけでない、なんだか少し懐かしいような、もどかしいような気分を感じたりもしてしまいました。
(以下、かなり余談)
本作、とにかく自由なゲームで、作者さんが制作当時、大学受験の真っ最中――と作中で明かしたりもしています。
それを見てどうしても、受験時代に当時の鬱屈感をそのまま吐き出すようなゲームを黙々と作っていた自分と比較してしまい(そのゲームは公開されていません)。
プライベートにおける不安で目の前が塞がれるような状況において、このような楽観的でコミカルなゲームを作れる作者さんの性質は、それだけで魅力的だと思ったりするのです。
(更なる余談)
↓の感想群を眺めて、当時のふりーむ!って、なんだかいい意味で賑やかな場所だったのかなあ…?などとも思ったり。
「…え?」の連続なゲームでした。
みなさんコメントしているように、超短編ストーリーでした。
最初から最強アイテムをゲットしてしまったので、
知らない味方がいつのまにコメントしていたり、
その前に行くはずだったところでは、敵一撃で倒してしまったりと、
微妙な感じになってしまいました。
ラスボスも、変な倒し方をしてしまったら、
実はそれが正しかったり(^^;)
それにしても、秘密の部屋(スタッフのコメントの部屋)に行く時の
パスワードがわからず、
適当にいれてみたらそれが正しかったのは、超びっくりしました。
製作者さんと、思考が同じということでしょうか。
今までこの方の作品をやってきましたが、
意味不明度はダントツかもしれません。
好みはわかれると思いますが、ある意味面白いです。
まだ、この方の作品でやっていないものがあるので、
やってみようと思います。
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