狂気的で怖ろしくもどこか切ないお話でした。
独特な地の文に引きこまれますね。
文章量も程よくつらつら読み進めていけます。
しかし抑圧された無意識・劣等感等・・・
どこか思い当たる節もあり親近感は拭えません。
プレイ時間は短いですが、場面転換が非常にダイナミックで
効果音等「音」で魅せる恐怖演出がこれでもかと充実しています。
視覚と聴覚で文章では伝わりきらない臨場感と恐怖を
しっかり伝えていて、とても雰囲気作りが上手いなぁと感じました。
色彩も何気にアーティスティック。
個人的にカンディンスキーの絵を連想しました。
物語は考察するタイプです。
舞台は現実と虚実が交錯しており解釈は人によりけりでしょう。
ホラーという括りですが、文学や哲学が好きな人にもオススメです。
短編ながら作り込みが丁寧で好感が持てる作品でした。
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No.24761 - 2015-07-18 06:38:35
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