とある男が裁判を受けている、何故裁かれるのかわからないままに質問は繰り返される、質問をすべて終えた先に待っている判決、そしてそれを何度も繰り返す、超短編ストーリーといった感じだろうか。
1プレイあたりを終えるのにはさほど時間はかからない内容・・・しかし、その結末は多彩であり、すべての結末を見る為には数回、数十回の繰り返しをプレイする必要がある。
数ある選択肢は、一種の心理テストのような質問であり、主人公すなわちプレイヤーの深層心理を試されたような感覚に陥ると思われる。
しかし、残念なのはやっぱりコミックメーカー製だという事だろうか。
繰り返しプレイ推奨作なのに、メッセージスキップはできない、エンディングリストも無い、この不便さがどんどん重荷になってくるのが辛い・・・他のツールならもっとテンポよく繰り返せる可能性があるのに、と。
ここの作者のシリーズはネガティブで病的な雰囲気を漂わせつつ、どことなく何かに訴えかけるようなメッセージ性を強く感じさせる文章が魅力的ではなかろうか。
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No.4065 - 2008-11-17 07:50:02
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