あああああ

奇抜なアイデアの見本市

Kanoguti氏の代表作かつフリーゲーム史上に残る怪作「I.R.P.」の続編です。
セーブなしでプレイするけっこう長編のゲームで、クリアするまでに40分くらいはかかると思います。
作者のプログラミング技術や作画や作曲のレベルが向上しているので、前作よりも作品としてのクオリティが全体的に上がっていると思いました。
ただ映像を見せられているだけのステージも結構ありましたが、プレイヤーが実際に操作して参加できるステージも案外多めでした。
前作は人間の心の闇と救済を描いた(言い方は悪いかもしれませんが)病的な作品という感じがしましたが、今作は作者の奇抜なアイデアの見本市のような作品という感じでした。
次から次へと出てくるヘンテコな表現に、私はなぜか思わず笑ってしまいそうになることがたびたびありました。
今作でも、いじめや受験ノイローゼを思い起こさせる暗いイメージが頻出するのですが、前作よりはちょっと明るめな感じがしました。あくまでも私個人の意見ですが。

このゲームは普通の人には思いつかないようなデザインで構成されているし、奇天烈なアイデアを実際に動かす技術に作者は恵まれていると思います。
ただ、欲を言えば、今作は前作以上に本当にわけのわからない場面が多かったので、もっと受け手がわかりやすい内容で「I.R.P.」を遊んでみたい気もします。

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No.22698 - 2015-02-14 15:10:26
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