[☆1] ダークを払うエムブレム
勇気とは自らの手で掴むもの、勇者とは自らの足で超えるもの、短編RPGに該当。
本作は双六風の敵配置にてダンジョンMAPが構成されており、「どういう敵の接触の仕方をすれば攻略できるのか」という戦略性を持っている内容である。
ダンジョン中には回復ポイントが一切存在せず、配置されている敵の強さには明確な強弱がある為、「敵順の道のりを誤ると確実に詰むが、前準備を万端にして正しく進むとクリアに近づく」という非常にわかりやすい戦闘バランスになっている。
パーティが全滅してもゲームオーバーにならない事を利用して限界まで計画性のある戦闘に挑み、もし全滅してしまったらHP/MP全快などの恩威があるダンジョン脱出を試みれば、徐々にではあるが確実にパーティの強化はできるだろう。
パーティの戦力が弱い序盤は結構全滅しやすい傾向にあり、戦力がある程度蓄えられてきた後半戦の方がやや難易度が落ち着いている様に思える。
主要キャラのやり取りやイベントらしいイベントがほんの一部分にしか存在しないのは、ストーリーを楽しみたいプレイヤーにとっては素っ気なく、戦闘に集中したいプレイヤーにとっては余計な演出抜きで楽しめると思われる。
ゲーム中盤では主人公やヒロインが挫折を乗り越えて強化していき、(さっぱりしすぎな面はあるが)ライバル戦やラスボス戦に対して熱く挑む様がかっこいいと思う次第。
製作者恒例の自作ドット絵はなかなか味があり、敵キャラの絵図らとネーミングが妙にシュールでじわじわと吹けるのが素敵な次第。
はっきりいってやる事は地味で自由度やストーリー性もあまり高くはないが、戦闘難易度は易しすぎず理不尽すぎずのさじ加減であり、良くも悪くもさっぱりと戦闘を楽しめる作品ではないだろうか。
なんか、主人公とヒロインが目立ちすぎて他二人の助っ人がほぼ空気気味だったのが悲しく、ヒロインの必殺技にかっこいいものと可愛いものとが混ざっているのが萌え…なんか? (Vol.258)
正義とか悪とかヒーローとか一般人とか
ヒーローだから悪に立ち向かうんじゃなくて
悪に立ち向かうからヒーローなんですね。
王道シナリオをカッコ良く描けてて面白かったです。
バトルバランスも練られているようで、
とっつき易いシンプルさがありながら
選択の余地が残されていたのが良かったと思います。
ただ気になったのが、起動時やウィンドウ化する際に
画面が暗転してフリーズしたかと思うくらい動作が重くなる点です。
僕の環境が悪いんでしょうか?
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