狂気の暴走からの脱出、超短編RPGって感じですな。
ややサイバーな専門用語が多めではありますが、話としては必要以上に尺を伸ばさずにわかりやすく描かれた一作といったところでしょうか。
とある無機質空間を舞台に、主人公の謎の少女と途中に出会う仲間を操作し、事の真実が徐々に明かされていく内容、ラストの展開は大分熱くて盛り上がりますたね。
戦闘難度はなかなか絶妙であり適度な緊張感が堪能でき、テンポも良好で普通にプレイしやすいと思われます。
難点を挙げるならば、敵を倒しても欲しい回復アイテムがなかなか手に入りにくい(気のせい?)、エンディングが少々あっけない、があります。
短編故にゲームとしてはコンパクトに収まっているものの、余計なものを入れずに、入れるものはきっちりと詰め込んだ、ある意味短編としての鑑のような存在かと。
ちなみに適度なレベル上げや回復アイテムの入手(合成)が必要不可欠な事も相まって、自分のプレイ時間は作者推定時間の倍である1時間近くかかりました。
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No.4732 - 2011-01-04 08:49:14
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