1か月くらい前にノーマルクリアさせていただきました。
支援会話が作られてないキャラだとがっくりしてプレイ。

色塗りが特徴的で初期からキャラ選択ありと周回を意識した作品かなと感じました。

支援会話やキャラの数が多いが周回プレイを促すには
もっとの大きな分岐ルートがあればなとも贅沢に言うと思います。

結構カンストしがちな成長率でストレスなくプレイさせてもらいました。

マップ配置やシステム、ストーリーなどは初心者にわかりやすいものだったと思うので
SRPG初心者にもお勧めできる作品です。

終盤の外伝が出現しなくって何かヒントあったかなとは思いました、う～ん。

というわけで完成記念に2週目行ってきます。
面白い作品をありがとうございました。

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ノーマル、ハードをクリアしました。
Ver.1.0.59時点のレビューです。

良かったところは、
グラフィックが魅力的
戦闘アニメが長すぎず短すぎずでとても快適。いつもは途中からオフにしたりスキップするのですが本作は全部見てます。
仲間は皆主人公を慕っているのでギスギスしておらず団結感があって良い
一つの防衛マップ以外はターン制限が無いのでじっくり攻略できる
秘密の店、砂漠マップの財宝が非常にわかりやすい。当てずっぽうに待機しなくて良いので快適。
盗むが非常に強力。武器も盗めるので敵を丸裸にして育っていないキャラのレベリングが出来るのが良い。強すぎるという方は盗む捕獲禁止でプレイすると難易度がかなり上がるのでおススメ。
レベリング用のマップがある
ストックが溢れるほど盗みまくったり、全員Lv20までレベリングしたり、スコア重視でやりこんだり、ユーザーの好みで色んな遊び方が出来るのが素晴らしいです。

気になったところは、
仲間は皆凄惨な過去を送っているが、ストーリー上ではほとんど触れず支援会話で語られるだけ。
キャラクターの過去を扱った外伝的なクエストがあったらもっと楽しめたかも。
バグか仕様か分かりませんが一部のキャラが２回クラスチェンジできる。
村人ループみたいなものだと思えばそこまで気になりませんでしたが…
B、Cまでしかない支援がある。いずれ実装されるので問題ないと思いますが、
現時点ではシーン回想で確認しないといけないので少し面倒です。
ヒカリと男主人公の支援Bが発生しなかった。バグか未実装？
ボイスはまあフリーゲームだからなという印象。気になる人はオフに出来るので問題ないです。
味方AIが馬鹿すぎる。敵の集団に突っ込んで自滅するのでレスキュー必須。
一部の会話で侮辱用語を使用していたところ。具体的には、神技剣クエストのエリスの台詞とハレイドとガローの支援会話。特にエリスは口の悪いキャラじゃなかったのでショック。誤字脱字が無く丁寧な文章でとても好感を持てただけに残念でした。

幾つか気になる点はありましたが、全員レベル20にして支援会話を全て見るくらいハマりました。
SRPG studio製のゲームの中では一番のゲームはどれ？と聞かれたら迷わず本作品を挙げます。
戦闘アニメのクオリティの高さは必見。

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ノーマルで1週、その後途中セーブなしのハードで1週クリアしました。無事隠しクエスト？のボスも倒せました！

チュートリアルを見た瞬間に「あ、これ絶対面白いゲームだ」と確信し、そして裏切られることのないとても面白い作品でした。
ストーリーは王道ながらも、記憶喪失という謎があるのでどういう経緯だったんだろう？と最後まで気になるものでした。
キャラクターデザインに至ってはもはや商業レベルのクオリティで、女の子たちもそうですが男性陣もかっこよく洗練されたデザインで魅力的です。

ゲーム部分も個人的に好きな捕獲・選択式CC・出撃回数での支援のほか、終盤の怒涛のクエスト数などボリュームたっぷりです。
序盤に使用できるキャラを選べるのも新鮮で、何週もやりたくなってくる設計がされています。欲を言えばもう1か所くらい分岐するマップがほしかったかな？

ともあれFEが好きな方にはぜひ一度プレイしてみてほしいおすすめの作品です。
自分は支援会話が完成したらゲロゲロに挑戦してみようと思います！


少し気になった点

・演出面
世界地図のような画面での進行がないので、各国やマップ感のつながりがいまいちわからなかった。
おそわれた→じゃあ助けに行こう→すぐ現地な場面もあって、意外と近いの・・・？と感じることも。
あとは妖精も含めるとメインキャラクターが女ばかりで少しううーんとなりました。

・一部キャラクターのCC先
ロレンスのジェネラルはスキルがあまりにも微妙でグレートナイト側にある追加反撃はジェネラルに与えてあげてほしいです。
また、ナギはCC先の1つが特別過ぎて他の2つを選ぶ人はいないんじゃないかなと感じました。

・移動力
おそらくすべてのキャラに移動力が上がる可能性があり、高いキャラだと成長率が10%くらいあるんじゃないかと思います。
初回プレイ時は吟味したわけでもないのに３キャラの移動力がカンストしてしまいました。1回も上がってないキャラの方が少ないんじゃないかな。
騎馬ユニット以外の再移動持ちもそこそこいて、上記のようにどんなキャラも移動力が高くなりうるので騎馬ならではの魅力が薄かったように思います。
移動力上昇はごく一部のキャラだけにする、再移動持ちを減らしてナイトリングのようなものを1つ入手できるようにするとかにしたほうが個人的にはすきです。

・氷魔法が地味
得意とするリベリくんがあまり攻撃的なスキルを覚えなかったり最高位の魔法が射程重視だったり弱点とする敵が少なかったりなぜか属性強化アイテムがなかったりとほかの属性と比べて不遇に感じました。
たしかに凍結も睡眠もかかれば強力なんですが…そもそもが低確率な上、雑魚は倒せてしまうしボスには効かないことも多くなんともちぐはぐな感じがしました。状態異常を与える杖も結構たくさん手に入るので役目が…


バグっぽいもの？

フラパンがキャプテン時、おそらく雷属性に弱くなっていると思われるものの耐性表記が100%のまま
11章の一番左の宝箱に鍵がかかっていない（仕様かも）
18章のボスの武器を盗めてしまう（仕様かも）
ハードモード時、敵がやけに装備をもっている（仕様かも）

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細けえことはいいんだよ、壮大などんでん返しだとか、複雑怪奇に絡まった伏線だとか、
そういうのはいいんだよ。
気持ちいい奴らが前向きに戦って、世界を救って、すっきりハッピー。
それがいいんだよ。

そんなあなたには是非この作品をお勧めします。


とにかく物語がザ・王道ではあるのですが、だからといって退屈かというと、そうではない。
グラフィックが美麗なのも手伝って、しっかりキャラに感情移入でき、
ラストを迎えるころには主人公やその仲間たちと別れるのが名残惜しくなること請け合いです。

ライトな作風の反面、ゲーム難易度はなかなかハードで、ゲーム性重視の方も手ごたえを感じるものになっていると思います。（自分はノーマルモードで、後半の敵は苦労しました）

シンプルに楽しく遊べる、良いゲームでした。ありがとうございます。


〇その他
敵や味方が倒れたときに、持っている武器を落として「カランカラン」と鳴ったりして、めちゃくちゃかっこいいです。
SRPGStudio製のフリゲはこれまで5、6作はプレイしていますが、他の作品にはこういう仕様はなかったので、オリジナル仕様か、そうでなければ追加のプラグインか、ツールのアップデートか、のどれかだと思っているのですが、
もしオリジナルの場合、最高にかっこいい演出だと思います。
「カランカラン」と鳴った時の、「敵を倒した感」、もしくは「味方がやられた感」、がものすごい。

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ビギナー・ハード（+ハードクリア後にプレイ可能な最高難易度）をプレイ。
短期間で何周もしてしまうくらい、久々にドハマりしました。
フリゲのレベルを超えてるクオリティで、お金払いたいくらい。


①イラストが強い！
グラフィック面（イラスト・マップ・ドット絵）が本当に強い。
見て分かるように絵がステキで、それだけでワクワクします。
美少女はもちろん、イケオジも要所でカッコいい所を見せてくれますよ！
多分、作者様は貧乳派です。


②説明が分かりやすい！
チュートリアルやればすぐに体感できますが、説明が超丁寧です。
どうしてもSRPG（FE系統）やったことある人向けになりがちなSスタ作品ですが、
プレイヤーに対する甘えが無く、プレイしていけばちゃんと分かるようになっています。
これって何気に凄いことなんですよ！
FEトラキア776式の「救出」「捕獲」や「支援」の説明も、工夫されていて読みやすい。
SRPGやったことない方でも、これなら何の問題もなくプレイできると思います。


③プレイが快適！
「アイテム・武器の管理」「無駄に広いマップ」「やたら出てくる謎の増援」。
こういう難点になりがちなところが上手に処理されています。
その中でも特に私が嬉しかったのは、武器使用回数の上限！
射程が1以上の強い武器やA級以上の武器をガンガン使えるのが爽快でした。

またビギナー（ノーマルと比べてキャラロスト以外ほぼ一緒）もクリアしましたが、
ぬる過ぎず難しすぎない絶妙な難易度で「キャラとともに戦っている」感が味わえます。
詰まないように細心の注意を払っている印象です。
ハードは初見でやるには少々厳しい難易度で、中～上級者以上向けですね。
ユーザーに寄り添ったバランス調整をされていると思います！


④楽しい！
ストーリーは王道で嫌味がなく、誰にでも勧めやすいです。
終盤はグッとくる展開もあり、物語にも引き込まれました。
クエストやスコアアタック的な要素もあり、やりこみも十分。
鋭意作製中の支援会話も一部だけ読めますが、キャラ背景に深みが出る良質なもので、
オタク的には想像の余地が増えて満足度マシマシのマシ。
（男女はもちろんのこと、百合エンドあってもいいのよ…？）


☆まとめ
クセがなくて色々なプレイヤー層に勧めやすく、中級者以上は色々なやりこみ要素で
長く遊べる抜群によくできた作品だと思います。
「フリゲで何がおすすめ？」ってもし聞かれたら、速攻で「これっ！」て言います。
何度でも言うけど、そのくらい出来がいい。
このゲームがフリーで遊べるなんて、ホントいい時代に生まれたなって思います。

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難易度ノーマル、ターン開始時セーブ有りで、約24時間でクリアしました。

ソフトな絵柄の独自グラフィックが充実しており、ストーリーもハードなものではないので、幅広いプレイヤーにおすすめできます。
ゲームが進むにつれ、だんだん難しくなっていくので、SRPGに慣れていない人は難易度ビギナーが良いかもしれません。
上級者であればハードモードやスコアアタックを楽しめると思います。

主人公の性別を選んで名前が付けられるため、プレイヤーは感情移入しやすいと思います。
ゲームバランスは良好で、味方のクラスチェンジが増えるタイミングで一瞬楽になりますが、敵もちゃんと強くなっていくので、楽はさせてくれません。
ストレスが溜まるような難しさではなく、ちゃんとユニットを育てているかが問われるような難しさだと思います。
育ち切って最強に思えた味方ユニットでも、存分に力を振るえる敵が後半多く出現し、育成の成果を味わえます。

現在、支援会話内容が未完成ではありますが、キャラクターが魅力的なので、完全に実装されたらハードモードにチャレンジしようと思っています。

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非常にはまるようなゲームでした！戦闘アニメーションに立ち絵にマップのデザインに、いずれもフリーゲームとして抜を抜いている素敵なげーむをどうもありがとうございました。
支援会話の作りが終わったら今後はハードでぜひもう一周に挑戦しようかと思っています。
今後の完成を心待ちにしております。

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難易度ノーマルでクリアしました。試行時間も含めるとプレイ時間は35～40時間程度だと思います。
タイトルにある通り、やっていて「楽しい」と感じるゲームでした。
支援会話が完成したらハードでもう一度プレイしようと考えています。

好きなキャラはハレイド、ルカ、ホノカ、ハムです。
連続攻撃、複数回行動はありがたかったです。

良かったところ
・戦闘アニメが良く動くため見ていて楽しい。

・キャラごとに所持可能な装備数が多めのため、装備の自由度が高い

・会話テキストが読みやすいため、情報がすっと頭に入ってくる。

・キャライラストがオリジナルのため新鮮で良い。

・レベルアップで移動力が上がるため快適に進軍できる。

・前半は優しめ、後半は難易度高めの良い戦闘バランスだった。


以下気になる点
・かっこ書き、当て字の使用
あまり見かけない表現として、かっこ書きで文章を補足したり当て字を使用してるところが地味に気になりました。
それも物語のシリアスな場面で使用されてるため、気になってしまうと物語に浸れませんでした。

・魔法が優遇されている
雑魚は魔法使いが攻撃しただけで消し飛んでしまうため、魔法使いだけレベルが高めになりがちでした。
その分終盤のボス相手に魔法はイマイチだったので、総合的にバランスはとれてるのかもしれませんが

・突撃死
敵の攻撃を二発喰らったら死ぬ状況でも平気で突撃が発生するため、
三姉妹長女が戦う時は常にハラハラしながら見守ることが多く、ボス線の削り役にできませんでした。
突撃スキルの発動条件について、HPがMAXの時のみか、任意で発動可能だとありがたかったです。

・リピアの杖
リピアの杖が使用回数20と非常に少ない点が辛かったです。
杖装備可能キャラは常に残量調整を強いられ、折角の装備自由度が制限されがちになりました。
値段が倍で良いので、使用回数40だとありがたかったです。

・エストヒール
ちょっと強力すぎると思いました。
恐らく敵は泣いています。
使わないように縛れば良いだけですが、折角あるので使いたくなるのが人の性

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難易度ノーマルで一周しました。
見目麗しい立ち絵は差分も多く、戦略マップもよく地形が用意されており押し引きが楽しめるゲーム全体として非常にクオリティの高い作品だと思いました。ノーマルでは内容も難しすぎず、あまりやり直すことはなかったです。

他のFE系だと情報が貰えるだけの民家も、この作品だと入ればアイテムをくれます。見逃さないように。

多くのマップに通常の敵全滅ルートとは別に早解きルートのようなものがあり、早くクリアすればボーナスポイントが増え、じっくり攻略すれば経験値と物資が手に入るスピードランプレイにも対応していますね。
とはいえ普通にやるのであればシーフや捕らえるシステムがあるのでじっくりやった方がいいです。スピードランは自己満足の範囲。
現バージョンだとボーナスポイントは残しておくと最後に評価点に少し加算されます。評価点自体には意味が無いので気にしない人はバンバン使っちゃった方がいいかもしれない。

乱数成長ですが全体的に成長率が高く、レベルカンストすると多くのステータスもカンストするキャラが多いのであまり躍起になって成長吟味する必要はないです。
シーフだけは体格吟味するとチートが加速してしまいますが……吟味せずとも結構体格は伸びます。経験値を得る機会が少なくなりがちなので、エリートの書は男シーフに使うのがオススメ。
(多分)全キャラ低確率で移動力も成長するようですが、そこまで急いで移動するマップもそんなに無いので移動が伸びなかったキャラでも使いにくい印象はあまり無いです。気にしすぎなくて大丈夫。

ノーヒントだけど攻略上大きな意味を持つのが、女剣士。クラスチェンジするとソードダンサーになり行動回復が使えます。これとシーフのコンボがエグい。
ソードマスターとバーサーカーには必殺率にボーナスがあるようです。これは終盤になると味方は全員バンバン必殺出すようになるのでそこまで重要ではないです。
終盤には無限に稼げるマップもあるので詰むようなことは少ないはず。

支援完成して周回で集められるようになったら、やはり何かしらの累積クリア特典は欲しいところ。
無限鉄装備とか無限回復杖とか成長率上昇アイテムとか。


【気になった部分】

現在誰と何段階目の支援なのかがわかりません。今は支援未完成版なので仕方ないですが。
また、支援会話が発生していると戦略マップでコマンドの一番上に支援が出るのが罠です。普段一番上には攻撃コマンドが来るので、よく見ずに決定を連打してると攻撃するつもりが支援会話して行動終了します。危ない。お前ら何を喋っとんねん。

ストック300がちょっと少ない。これは自分が予備装備を溜め込む癖があるので、400だろうが500だろうがパンパンに持つんでしょうけど、それでも多いほうが嬉しいかな。
ユニットから装備を外してストックに送ってからじゃないと売却出来ないのが不便なのと、売却時のソート順がよくわからないのも目的のアイテムを見つけ辛いです。まぁ些細なことですが。

武器熟練度Sが結構きつい。ただ秘密の店を逃したので、そこで熟練度上昇アイテム売ってたのかなぁ……。アイテム無しで普通にSまで上げようとするとキャラによってはかなりきついです。
クリアに必須かと言われればそうでもないのですが、せっかく集めたのでもっと使いたかった。

そこそこキャラ格差がある。キャラの成長率は全体的に高く、おそらく使えないキャラはいない感じなのですがそれだけに飛兵がクソ強い。守備すらよく伸びるので弓もそんなに怖くなく、むしろ再移動があるので弓は飛兵で処理するもの。飛兵全員強い。
出撃枠が多くないので強制出撃の多そうな主役級とシーフと飛兵出すともう枠が残ってない。
下級で杖振りしか出来ず主役級でもないキャラなんかはどうしても成長が遅いのでスタメンから落ちがち。つらみ。

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ビギナーですがクリアしました。
後半はかなりの難易度で、セーブ＆トライを何度も繰り返すような状態になり、武器や道具の消耗が激しくなかなか歯ごたえのあるＳＲＰＧでした。

女性キャラクター、モーション、マップ描写はフリゲのレベルを明らかに越えていて、ここまでやるなら商業レベルの期待、つまり周回要素、声、ＯＰなどを期待してしまう…つまりフリゲであることを忘れてしまうそうになる完成度に達しており、私もＳＲＰＧは多々プレイしておりますが、明らかに類を抜け出た完成度に達していると思います。


・良かった点

女性キャラクターはどれも立ち絵が魅力的で、表情パターンや個性も良く出来ており、妖精を含めてここまで女性キャラが魅力的なフリーゲームはなかなかないと思います。
支援会話は百合百合しいものだけが完成されていたので、さらに完成するときっともっと素晴らしくなるでしょう(笑)

モーションも非常によくできていると思います。
SRPG_studioのモーションは、凝りすぎてやたらと長いモーションを作って失敗される方も多く、その場合はせっかくの作ったモーションでも切られてしまうのですが、スピーディさを忘れず爽快なモーションとなっており、最後までマップ戦闘に変更せずにモーションを愉しみながらプレイすることができました。

マップ描写は秀逸の一言です。近年の商業ベースのSRPGはマップチップ描写のSRPGが少なく、あっても荒いCGだったりするのですが、商業を含めても、おそらく私がみたゲームの中でもトップクラスの繊細な描写が為されていると思います。
特筆するとすれば、山の描写と家屋内のマップが特に素晴らしいでしょうか。


・SRPGとして

そのほかの部分もフリーゲームとしての完成度は非常に高く、素晴らしい、の一言なのですが、SRPGというシステムから見ると問題点もあるようです。
後半は敵のＨＰがありすぎ、敵の武器も直接と間接攻撃を両方持っているオールランウンダーなので、常に削り合いの総力戦を強いられるＲＰＧのバトルに近い作りになっています。

これが何が問題かというと、ＲＰＧだと武器の消耗はないので問題にならないのですが、ＳＲＰＧだと武器や道具は消耗するので、状態異常攻撃、全体攻撃、やたらと固くて伝説武器を折っても倒れないほどＨＰがある敵ばかりが連続で出ると、ＳＲＰＧとしては「詰み」の状態になってしまいます。

セーブデータを残しておけ、という他の方のアドバイスがチラホラあるのは、他の方でもこの状態に陥ってしまう方はいるようですね。
自分は18章あたりからそんな予感がして状態回復と回復と火力のある武器を大量にストックしておきましたが、それでも最後はカツカツでした。


・シナリオについて

知人の城が敵に襲われた。いきなり正体不明の敵に囲まれている。の2パターンが多いように思えます。
モーションのバリエーションに工夫があるなら、シナリオのバリエーションにも期待したいと思ってしまうのは我儘ゆえんでしょうか。


・男性キャラについて

女性キャラの描写の丁寧さ、なにより香月さんの魅力的な絵柄に比べ、男性キャラの落差は凄いです。
外見もランタイムを基準とした絵柄となっており、本作において、女性キャラがカレーだとしたら、男性キャラは福神漬け以下の存在です。
自分は男性キャラは基本使わないので、何周しても使わないから良いのですが、空気みたいな男性キャラが横から顔を出して女性キャラと恋愛じみた会話をし始めると、この男いらねーからヤッちまおうか。と思ってしまいます。



いろいろなSRPGを組み合わせているシステムで、説明も丁寧でシナリオに奇抜な要素はないので、スムーズに遊べるゲームになっているかと思います。

支援会話完成の際は、再度挑戦してみたいと思う次第です。
今後の完成を心待ちにしております。

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