選択肢なしの短編ですが、興味深くとても面白かったです。２回プレイさせていただきました。
異常な父親から受けた虐待と、目の前で自殺して血飛沫を浴びたトラウマのせいで精神病になってしまったカズトくん。
保護団体のせいで、大切な妹のキリエちゃんと離れ離れになってしまったのも可哀相ですし、
自分だけ成長を止める薬を飲まずに、精神不安定のままで大人になっていくのも不安な気持ちでいっぱいだなと思いました。


成長がとまったままのキリエちゃんと再会して、またあの昔の家に帰ってどうするのでしょう。
義父・義母とお別れしてしまうことになりますし、あてもなく二人きりで生活ができるのでしょうか。
そして、あの世の忌々しい父親から『おいで』と迎えにきてるような感覚。
もしかしたら、二人はこの家で心中するのだろうか・・・
そう考えるとやはり、どの道バッドエンドになるような気がしてきます。


いろんなエンディングができそうで、いろいろと考えさせられるお話でした。
グッドエンドがあったら物凄く救われるような気持になると思います。
人物は作者様が描かれましたものでしょうか。とても素敵でいつも上手だなあと思います＾＾
ＢＧＭのオルゴールも優しくてどこか、物悲しくて暗くなる要素があるなあと思いました。


よぉ～し！気分を明るくするために、
「斎果探偵事務所事件簿 ～白紙の脅迫状～」をもう一度プレイしてみようかあ！笑
久しぶりに新作を拝見させていただきとても嬉しかったです＾＾

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面白かったです
描写に迫るものを感じました

こういう薬があったら同じような
悪用する人は絶対居そうですね（；^ω^）

異常な状況で育ったのに本人はそれを
みんなやってると思い込んでた事件は
実際にあったのでリアリティも感じます

ボカす所はちゃんとボカしてます
サムネの左から４枚目を見ると示唆の程度が分かります
文章表現としては上手いなと思います

中盤あたりで使われるスチルも効果的でした
短編で微鬱かもしれないストーリーを
読んでみたい人はＤＬしても良いかも

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