全部のエンディングを回収しました!
細部のイラストやストーリーまでしっかりと作りこまれていて、どんどんと世界感に引き込まれていきました。
おまけまでめちゃくちゃ楽しめました。
できることは全部楽しみつくしたと思います。
それくらい楽しかったです!!
どのエンドも齟齬がありませんし、ストーリーにも違和感のある部分はありませんでした。
話を進めるたび設定の細やかさに感動しました。
そして切ないストーリーにも入り込んでしまいました。
涙を我慢できずに実況を中断してしまう個所もありました。
ゲームを全部終わらせたときは軽くのばらロスに陥ってしまうほど素敵なゲームでした。
こんなに素敵なゲームを作ってくださってありがとうございます。
出会えてよかったです。

少し前のバージョンでプレイ。
まだ全EDは見ていませんが・・・
最初の方が怖い雰囲気で後になるにつれて不思議な?幻想的な世界に変わっていくので
最初~中盤辺り(とあるED)あたりが怖かった。
途中で心強い連れができるので怖さはなくなるかも?
ED分岐に関わる場所などがわかるようになってたり、一度EDを見るとフラグ調整が容易になる辺りが親切設計。
十夜と虚ろ様のかけあいや、十夜が虚ろ町のあちこちで気まずい雰囲気になるのが面白い。
おばあちゃんはかわいい。
1点、基本キーボードオンリーでプレイするのでメニュー開閉時にマウス操作が必要になるのが面倒だった。
使ってないキーをワンタッチで開閉できると良かったかも。
このゲームで一番怖かったのは、のばらちゃんです。(某EDの)

雰囲気はあの世の狭間にいるような感覚に思えるようなグラフィックが
更にホラーを彩るADV作品でした。
自分の欲を貪り回るだけの存在である影達の要望などを聞き、
うまくいけば蝶のエフェクトの色で判断するといういうシステムが
この作品の基本的なプレイ方法といった感じです。
中には時間制限式の選択も迫られることがあったので、
その点もホラー要素がかなりましました。
これらによってエンドが分岐されていきます。
そしてキャラの交代など考えなければいけない場面も多数あったので、
やりこみ要素としてもかなりと言っていいほど十分ありました。
そしてのばらちゃん。
世間知らずであり、自分自身心を閉ざし、
祖母のことしか見ていないという点から虚しさが伝わり、
そういった経緯からどのエンドも悲しみに満ちていた分、
何度も思い浮かばされるほど全て道徳的な内容でした。
作者様の考え方・構成の仕方が絶妙に思えるような作品です。

クリア時間 2時間36分 (ED2)
+1時間9分 (ED1→ED3)
+2時間10分 (ED4,おまけ+実績コンプリート)
虚ろの町という未練や恨みをもって死んだ者の
たまり場に迷い込んでしまった少女のばら。
同じ迷いこんでしまった青年、十夜とともに
虚ろの町から脱出するべく行動する探索ホラーADV。
主に探索要素がメインのゲームで
調べられる部分には…の吹き出しが表示される。
最初はのばらちゃん一人で進行するが
途中からは十夜君が同行し、操作キャラを入れ替えて
探索することになる。
反応が変わる場所もあるだけでなく、
男の子だと調べにくい場所や
女の子に見せるにはきつい場所もあり
そういう場所では入れ替えが必要になってくる。
本作は右上の蝶をタッチorクリックすることで
セーブロードアイテム画面を開けるようになっており
マウスやスマホでのタッチ操作が完全に想定されているので
それらの操作が推奨される。
原則的にいつでもセーブはできるが
一部ゲームオーバーイベントもあるので
こまめにセーブするのがおススメ。
良い方向に物事を進めることができると青い蝶、
悪い方向に進めてしまうと赤い蝶のエフェクトが入り
この赤と青の蝶がエンディング分岐に大きく関わってくる。
一部時限式の選択肢を迫られたり
その場からすぐさま立ち去りたくなる演出の中で
探索が必要になったりする場面があり
初見だと赤い蝶をつけてしまうこともしばしばあって
ホラーゲームとしてプレイヤーの肝を試してくる。
怖いものから目を背けずに立ち向かうことが
重要になってくる構成で、
「怖がりの克服」はシナリオ的にもかなり重要なテーマに思う。
一応、蝶に関してはクリア後にエンド回収のための救済措置もあるが
エンド4だけはできれば自力で見て欲しい感はある。
全編を通して探索するゲームだが、
その舞台は序盤、中盤、終盤のそれぞれで全く様変わりする。
序盤は虚ろの町というのがまだどういう場所なのか
よく分からない怖さや不気味さがある。
ただ、この序盤で出会う人たちは虚ろの町でさまよっていて
初めて会ったときは怖くて逃げたくなる。
だけども、ちゃんと彼らの未練を解決できるものを渡してあげれば
みんな成仏する。駅以外はゲームオーバ―要素はほぼない。
中盤は一転して賑やかな場所で、このゲームが
ホラーなのを忘れてしまいそうになる。
暗がりの中で灯りがともっている、常闇だけども明るい町で
安心感のある雰囲気が素敵で、この場所で暮らしたくなる
気持ちは少し分かる。目的のものを求めての探索になる。
そして、終盤は、またしてもホラーに戻って
影に見つからないように探索するスニーキング要素が強くなる。
影に見つかると追いかけられ捕まればゲームオーバーなので
初見殺しもいくつかあって、ちょっと難度は本作の中では高めになる。
(※キャラ、各エンドについてはここでは割愛する)
不気味で不思議な虚ろの町だけども
怖がらないことがシステム的にもシナリオ的にも重要になってくる。
怖がりを克服したい人向けで、
そういう人ほど、最大限にこのゲーム楽しめるように思う。

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