*ネタバレを含みます*
ひとまずベストエンドまで遊ばせてもらいました。
このゲーム無料で遊べていいのか?と疑問に思うほど面白いゲーム。
レビュー見てみたら昔読んでたなろう小説の作者さんでびっくりしつつも納得しました。あの小説も、無料で読んでいいのか?と思いながら読ましてもらっていたので。
クリアの興奮冷めやらぬ今、何書いても具体的なネタバレになりそうで自重しますが、本当に素晴らしいゲーム体験でした。軽快かつ神妙に進むストーリー、解き明かされていく謎、終わりのない強化……自分が好きな要素が詰まっていて大満足です。
少しだけ不満点を挙げるなら、ベストエンド前にあらかた推理できていても、フラグを立てるためにもう一度生存エンドをクリアしなければならないのがわかりにくいという点です。これとこの状態が必要なのはわかってるんだけどどうするんだ…?あそこまで行くともう遅いしな…?ってなりました。そのことについても他エンディング後にミーコから言及があれば自分のような頭の固い人間にはありがたいなあと思った次第です。
最後になりますが、素晴らしいゲームをありがとうございました。
今後の更新ももし予定がございましたら首を長くしてお待ちしております。
リリース直後のver1.05でクリア
今更にながら感想を書きます。
初めはまったく意味がわからないゲーム。いろんなメッセージが画面上に躍るが最初は全く意味がわからない。
SRPGといえば、何十面もあるマップを通じて物語を進め、仲間を増やし、最後に悪のボスを倒すというゲームスタイル。
そんなゲームだと思ってEDを迎えると・・・
本作はSRPGスタイルを採用しているが、実質的にはADVゲーム。
だからこそ1周目が終わり周回プレイが始まると本作が何を目指しているゲームなのかがわかるようになる。
そして、少しずつ、どうすれば前の周回よりストーリーを前進させることができるのかと、周回を続けながらヒントを探しいろいろ試し続けて時間を忘れてのめり込んでいってしまう。
リリースは年末年始という絶好のタイミングというか悪魔のタイミングというか、年末年始をすべてこのゲームのクリアに注ぎ込んでしまったのは今となってはいい思い出。試しにやってみた行動で道が開けると感動のあまり、また寝食忘れてのめりこむという繰り返しに嵌ってしまう。
しかし、最後の最後で行き詰まり、当時ネットには全くヒントはなく、全くのお手上げでこれで休みも終わりかと諦め、やめようと思って最後にたまたま試したことで最終ルートに突入し、そしてクリアしたときの感動は凄かった。
本作は実はゲーム中ヒントだらけ。でもそれがヒントだとは当初は全く気付かない。そしてルートを開拓して意味がわかったときのカタルシスはすごく、それが様々な場面で用意されている。さすが小説家と感嘆させられる。
すでに気がつけばすでにバージョンは1.9。当初クリアした頃から大きく進化している。
本作はいつまでも進化していって欲しいゲーム。そして、アニメ化してほしい。
ファイアーエムブレム似たゲームだと聞いてはじめましたが、「死に戻り」のシステムがとても新鮮でした。
「初見殺し」や「倒せる気がしない強敵」に対して従来のFEでは死んで覚えるのが常套手段でしたが、このゲームでは強くなって無理やりぶっとばすという選択肢が用意されており、SRPGで大勢の敵を薙ぎ払う爽快感がありました。
ストーリーに関しては、作者さんの小説を私は読んだことがありませんでしたが、コミカルなヒロインたちとの掛け合いがシリアスな世界観を中和しており、とても読みやすいライトな物語になっていたように思います。
今後のアップデートではシナリオの追加や強敵の追加、ステータス上限の緩和などがあると嬉しいと思いました。
このゲームは少数のPCを動かすので、考えるのに時間がかかって疲れてしまう自分のようなタイプの人間にはすごく合っていました。
味方が大人数のマップもありますが、NPCなので簡単な指示を命令するだけでいいです。(PCが強くなれば最終的にはその指示すら必要なくなります)
キャラの絵も豊富にあり、マップごとにある掛け合いも毎回面白かったですし、シリアスな場面ではかっこいい演出や悲しい演出などもあり、まったく飽きませんでした。
モーションも豊富にあるため戦闘シーンもかっこいいです。
周回前提のゲームですが、また最初から(ニューゲームから)やりたくなりました。
私は基本的には強くてニューゲームすら面倒に感じるので、初めてハマったゲームかもしれません。
最初は弱く、だんだん強くなり新しい展開が起こるこのゲームが私は大好きです。
また更新が来たら最初から遊ばせてもらおうと思います。プレイさせていただきありがとうございました。
SRPGといえば、普通は限られた時間とリソースをどう活用していくのかが醍醐味だが
このゲーム、周回前提である
初見殺しがあっても怒る必要はない
それまでのプレイは無駄にならないからだ
こう述べるとSRPGとしては緻密さの欠ける作りにも見えるが
少なくともベストエンド手前までは、順当に進めても毎回違う展開を見れるくらいになっているため
それなりに丁寧なバランス調整も行われている
各ストーリー中に色文字で強調されるヒントから
物語の真相を読み解く仕掛けも
周回前提ならではの作りだ
自分で正しいアクションをとらないと、最終的なルートへの道は見つからない
ベストエンドを達成するには、完全にネトゲー・ソシャゲー的な作業が必要になるのはやや難
ストーリー上、何度も繰り返した上でということにも意味があるのだが
けっこうな手間をかけないと目標には達しない
せめて、このレベルの作業はベストエンド後のやりこみからにしてほしかった
隠し要素にはさらなる作業を要するのだが・・・
ゲーム性 ストーリー性ともに良い作品です
慣れ親しんだSRPGとは違う楽しみ方もできるため
オススメ