Ver1.00でプレイ。

選択により運命を書き換えて
それらの積み重ねにより幸福な未来を導き出すという
短編ながら中々壮大な構造のノベルゲームです。

ゲームは結末の数だけ見るとかなり多いので若干尻込みしますが
選択肢毎に一人ずつ結末を迎える形式なので
それほど時間をかけずに大半の回収が可能です。

それでも組み合わせが多いので自力でコンプリートは
中々骨が折れますが、ヒント機能があるので
完全総当りになる前にはなんとかなると思います。

ストーリーは竜を巡る英雄達の物語と
英雄達と出会った事で精神の成長方向が変化する
竜の物語という二重構造になっているのですが
それだけではないさらなる仕掛けがあり
物語の構造の根底すら改変するような壮大で
非常に興味深い展開を見せてくれました。

その内容は人によっては賛否あるかもしれませんが
個人的にはとても面白い話でした。

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ネタバレありの感想です。

ランダムで見れるエンディングは狙ってる時には見れなくて狙ってない時には見れちゃってって感じで少し不便に感じました。エンド自体はifルートって感じでどれもいい締め方だったんですが。乙女のランダムエンドが良かったかな。

大筋のシナリオは相変わらず読みやすく簡潔で、おとぎ話って感じの物語がどの結末でも楽しめて面白かったです。

後半の展開は結構壮大で後味も良く、まさしく素敵な「物語」だったと思います。オマケの解説がはっちゃけすぎな気はしますが（笑）
トゥルーエンドというか真相ルートは色んな意味で一番心に残りました。「願い」が「変える力」になるのはうん、きっと現実でもそうでしょうねｗｗ

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