※ネタバレ要素を含みます。
プレイヤーを驚かす事に特化した探索ゲームで
これでもかとドッキリイベントが襲ってくるので
飽きる事なく最後まで楽しめます。
ゲームは若干たらい回し感があるものの
理不尽な謎解きやイベントもなく
適度な疲労と爽快感がある構成が好印象です。
イベントの演出も細かく作られているので
次に来るイベントを心待ちにしながら遊べました。
ストーリーは冒頭でオチを察せてしまうので
ホラー的な恐怖感は薄いですが、主人公が
コメディータッチかつ至極全力で恐怖心と
戦っているのを神の視点で応援する心境でしたね。
エンディングも非常に心温まるもので
遊んで良かったと思える良作でした。

一本道、謎解きナシ、逃げ&即死ナシ、鍵やアイテムを探して進む、
お化け屋敷風エンターテイメント・ゲームですー
基本的な部分はオープニングやタイトルで、最初からネタバレしているとおり。
館の中でも早々にお助けキャラのイチハツさんと出会えますから、
プレイヤーは安心して屋敷の探索を進められます。
むしろ、視界から切れる直前にさりげない怪奇現象が起こってたりするので、
全ての仕掛けを見つけるほうに必死になってしまうかも。
鏡のイベントと「ちーん」は昔のドリフのお化け屋敷を思い出してしまいました。
いっそ空から金ダライでも落としてくれたら…w
一つだけ気になったのは、主人公の反応の「タメ」の長さ。
(特に怪奇現象の後は、一瞬フリーズしたかと思うほどの空白時間が…)
最初のうちは、プレイヤー側も主人公と一緒になって驚けるので、
長タメでも気にならないんですが…後半、怪奇現象に慣れてくるにつれ、
テンポが悪くなる感じを受けました。
まあ、即死アクションも逃走イベントもないゲームだから、
すぐに動けなくても支障はないんだけれど。
怖がりだけど、ホラーな雰囲気を味わいたい方、
ラストはほっこりした気持ちで終わりたい方におすすめです~

脅かし要素が主体のホラーゲームで、暴力的だったりグロテスクな表現がほぼないのがまず驚きました。
そして、ひっきりなしにプレイヤーを脅かしに来る一貫したゲーム性にとても好感を持てました。
ゲームの舞台であるお屋敷は画面が暗いので少し広く感じますが、次に何処へ行けばいいのかを教えてくれる場面が多いので、あまり迷わずにプレイすることができました。
また、繊細な操作を求められるような場面がないので、アクションが苦手な人でも安心してプレイできます。
1時間でクリアできる手軽さでありながら、細かい小ネタが所々にあり、中には同じ作者さんの作品をプレイしているとニヤリとしてしまうものもあり、かなり楽しめました。
ストーリーもなかなか意外な終わり方で、スッキリしてゲームを終えられました。
全体的に見てもうまくめとまった作品で、まるでお化け屋敷を体験するような快感があります。
まだプレイしていない方に、是非オススメしたい作品です。
最後に。
イチハツさん、あらあらかわいい。

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