1面をクリアした時点での感想は、グラフィックは如何にもレトロなアーケードゲームっぽくて好きだけど、さすがに地味すぎるなーという感じだったんですが。
2面から飛び跳ねる厄介な敵が現われたり、落下即死と激しい雑魚の攻撃が入り乱れて、一見するとかなり難易度が高いように思えて、じっくり対処していけばちゃんとクリアできる調整になってるのがわかって、挑戦意欲をかきたてられました。
いいですよこのゲーム。ゲームセンターで変なゲームを見つけて、なんとなく50円を入れたら、なんだこりゃ! あまりに未知の世界に面白いのかつまらないのかわからないままゲームオーバー! でもなんかまたプレイしたくなってしまう! そんな昔の体験を思い出しました。
名作レトロゲームの陰に隠れたマイナーな良ゲー、奇ゲー、妙な味のあるゲーム、そういう魅力をわかる人がやり込めば、きっと面白いと思います。
はっきり言って、今風の観点で見れば欠点はキリがありません。最初は敵を破壊した時に3方向に飛び散る弾が見辛くて何故死んだのかわからなった。全体的に敵の弾が小さくて見辛い。地面を這う虫みたいな敵は当たってもダメージがない(スコアがないので実質無視して問題ない)ボスなどにライフゲージが表示されないので敵の耐久値がわからない。とにかく地味、爽快感は皆無などなど。
だが、それがいい。それらの欠点も見方を変えれば味です。焦らずじっくり味わえばきっと美味しい、所謂スルメゲーですね。
万人にすすめられるようなゲームではないと思います。でも、こういうゲームが好きな人たちは(自分以外にも)きっといる。作者様にはこのセンスを大事にして欲しいと思います。
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