セーブが何時でも出来るのと、一度読んだ箇所は飛ばせるため、セーブしなくても全エンド回収が楽というのは大きな魅力です。細かな分岐らしい分岐自体も少ないため、どうするんだっけ?と悩むこともないかと思います。
ストーリーは七不思議を追う事になった主人公とオカルト好きのクラスメイトが、一生懸命頑張るお話です。詳しく書くと台無しになってしまうのですが、お話としては昨日の今日という感じで少し速攻気味だったのかもしれません。それだけ感情的になっていたのも、彼女たちの若さと、先輩との関係が強かったとも思えますが。勇み足の代償は中々大きかったようで、そのエンドの後も少し語られていて良かったです。
次作以降も期待しています。
1~2時間程度でクリアできました。分岐に関しても、選択肢は数か所だけで、True Endに辿り着くのも難しくないので、それほど苦になりません。いざとなったら「あとがき」に攻略が記されているので、大丈夫だと思います。
終盤の不思議な世界が不気味で、けっこう怖かったです。ただビックリ表現は殆ど無いので、ホラーが苦手な方でも楽しめるかと思います。
文章も読みやすくて良かったです。特に難解な部分は無かったです。
謎解きもしっかりしているので、モヤモヤせずにスッキリ終われます。
あえて難点を挙げるなれば、佐々木さんが話にあまり関係なかったことでしょうか。もう少し色々なリンクがあると、謎解きの時に爽快感があるかと思います。
とはいえ、キャラも個性的で、良いノベルゲームでした。ありがとうございました。
前半はコメディタッチな少女達のやりとりでほのぼのした雰囲気だったのですが、先輩の足取りを辿っていく内にミステリーでもありホラーな展開となり引き込まれていきました。
それぞれのキャラクターの個性も出ており、感情移入もできました(ショートの子はちょっと弱かったかと思いますが)
ホラー成分は「ホラー風」と書かれているだけあって、ガッツリホラー好きとしては薄味だったかな?と。
ただ不気味な雰囲気も出ていたし、ラスト部分の盛り上がりでは良い具合に緊迫感がありましたので、ライトなホラーゲーム好きな方には良いかと思います。
「七不思議についての考察」とありますがメインの1つ以外はサラッと名前が出る程度だったので、その辺りをもうちょっと掘り下げたら、メインの物への違和感というかインパクトみたいな物が出たかも?と思いました。
(ゲームのキー部分なので詳しく書けませんが…)
全ED見ても1時間強程でしたので、気軽にホラーを楽しめるかと思います。
次回作も楽しみにしています。
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