キャラやストーリーはいいと思う。
タンスなどを調べた時のセリフも凝っている。

だが、上級ダンジョンで敵の強さがインフレしすぎ。
（その割に経験値が少ないというマゾ仕様）
そして、メイド大会の団体戦の敵も強すぎ。

ちょっと合わなかった。

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兎に角やれる事が大量にあるにも関わらず時間のバランスが悪すぎてどれもコレもやりきれないまま強制的に試験に放り込まれるので、どうしても何を選んでも足りない気持ちが勝ってしまいました。あくまで、何か別シリーズの付属的位置づけの作品ならば、これくらいのボリュームでも良いかも？と感じますが…
あと他の方が仰られている通り、学校という安全圏のはずの場所なのに敵がどれもこれも恐ろしく強い。こんな敵を訓練学生が倒せるなら冒険者とか廃業じゃないかな、とも思えるほどです。ゴブリンやコボルトでは足りないのかもしれませんが、彼らを出す場所や本来手に入る強さが完全に間違ってる気がしました。
ストーリーやボケ具合のコミカルさ。メイドたちの会話や関係性などなかなか楽しい要素もあるので、少し詰め込みすぎた感じをうけました。寝込み襲うくらいまでいくソアウの気持ちには流石に気づいてもいいでしょってくらいお姉ちゃん抜けてますが、そのボケ具合も楽しかったです。お話自体は楽しめたので、惜しい感じです

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金緑茶房様の制作された、少女育成百合RPG、“AYND-Another Chapter-”の感想を書かせて頂きますね。

本作は事務員志望の少女ヒミスメが、魔法学院で働いている双子の妹ソアウの下で、課された試験に合格する為、奮闘する物語です。
明るいヒミスメとは対照的に、普段はクールで落ち着いた出来る女性と云う印象のソアウですが、実は重度の百合シスコン少女であり、頭の中はお姉ちゃんの事ばかり考えているのが面白いですね。
ヒミスメの方はソアウの感情には気付いていないようですが、一方的にではあっても、ソアウが頭の中でお姉ちゃんラブ状態になってしまっていると云う意味では、中々に百合度は高めだと言えるでしょうか。
登場人物の多くは女の子ですが、百合の気が非常に強いのは、意外にも真面目そうなソアウだけだったりします。

このゲームにはターンと云う物があり、定められた期限までの間、ターンを消費する代わりに、好きにヒミスメを育成する事が出来ます。
魔法を覚えたり、ステータスを強化する為のポイントを得る事も出来ますが、初心者の人にお勧めしたいのが、好きなだけ雑魚敵と戦う事が出来るダンジョン探索ですかね。
最初からチート級に強いメリエルが味方に付いてくれているので、適当にプレイしていても苦労する事がありません。
雑魚敵も消費アイテムを結構落としてくれるので、購買で消費アイテムにお金を費やす必要は殆どないと言えますが、難易度が高いダンジョンだけは別格なので注意ですね。
そこまでは大して強くない雑魚敵が、ここからは滅茶苦茶に強くなって来て、生半可な状態ではまるで相手にならず、割に合わない所がありますので。

実はソアウと戦うステージまで行ければ、色々な意味でお得感満載状態になるので、そこまではターンの使い方を気にする必要はないかと思われますが、とあるイベントで勝利を収める為には、最低限の育成はしておきたい物ですよね。
メリエルの強力な魔法を頼りにし、ダンジョン内を徘徊してレベルをある程度上げておけば、そう苦労する事もないでしょう。
お金も武器や防具に使ってしまって構わないと思いますしね。
全体的に考えると、合格する為だけであれば、難易度としては比較的易しめに設定されていると思いますね。

表のシナリオはそんなこんなであっと言う間に終わってしまいますので、ストーリーのボリュームは若干薄いかも知れません。
やり込み要素も少なめですかね。
とは言え、一度クリアしてからのお楽しみが沢山ありますし、やっぱり何と言ってもソアウの百合具合を見ているだけでニヤニヤ出来ます(笑)。
クリア後の点数評価も、高得点を取りたいと云う気持ちにさせてくれますよね。

次回作へと続きそうな雰囲気ですので、そちらの方も楽しみに待っていたいと思う次第です。
気軽に楽しめる明るい短編百合RPGですので、是非とも遊んでみて頂ければと思います。

それでは、これにて失礼致します。

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