天鳳から来ました
麻雀描写が濃密になる前に1話が終了するのでかなり暫定的な感想となります。
第一印象はとても丁寧に作品を作られていると感じました。
「地鳳」(天鳳)のラス回避システムの説明から、ニコニコ動画でのやりとり、
学生生活を送る主人公の教室での立ち位置など、麻雀以外の部分も丁寧に描かれているように感じます。
まだ第1話で麻雀部分の描写も多くないので、踏み込んだ感想を書くことは出来ませんが、
天鳳ユーザー、麻雀好きの一人として作品が完成するのを楽しみにしています。
個人的には主人公が高校生で6段という設定に生々しくて良いと思いました。
無題
「キャラクターとは何か」ではなく「キャラクターを使って(何が)出来るか」に挑戦した作品としてだけは評価できる。
そう考えるとあえて感情移入の難しい、説明の反復を繰り返す、既視感を覚えるキャラクターにも何かしらの意義があるのではないか。
2作目があるなら何が出来るかではなく、キャラクターそのものの魅力が欲しい。そこを見せれないかぎりこのゲームに求心力は生まれないのではないか。描写にキレがないのは藤井と金山の麻雀対立構造そのものに意義があると信じきっている事にある。音楽やゲームシステムは使いやすく素晴らしい。文章はいきがった型にはまって匂いたつ色気に昇華されてない。惜しい。
いや、型にはめる事こそがラノベ型の昇華だと言われればそれまでなのだが。
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