遺跡探索目当てで正規探索軍に乗っかったような形で始まる主人公の躍動。うっかりツボを破壊しちゃった系おちゃめなシーンからが本番スタートと言ったところ。比較的自由な組み合わせで職業種族容姿を選べるのが特徴です。そのためどの職業の組合せでも確実にクリア可能なバランスに仕上げてきたという感じで、戦闘難易度は簡単な部類に入ります。適性職業を適性種族に当てはめた場合は苦労するとしたら魔法使い系のHP管理くらいになるくらい。謎解きも難しくはなく、バグも少なめなので、述べられている逃走関連以外ではスムーズにクリアまで到達できるでしょう。
※以下ネタバレ成分を含みます
適性職業以外を選択すると、難易度が上がる、歯ごたえある戦闘が楽しめる…、というよりはめんどくさくなるタイプなので、それぞれの種族能力は見極めて職業はちゃんと選んでいこう。ここはセーブとロードを使って直に種族能力を把握しておくと楽になる。オーソドックスは人間だが、4人同じ種族にすると今度は顔グラフィックが被る。比較的自由な組み合わせながら作品自体はコンパクトな作りなので、あれこれバランスよくを楽しむ系でもあるものの、もう少し選択種類が増えていたらキャラクリ面で化けた可能性もある。キャラクリが楽しいゲームはそれだけでもなかなか楽しいものですしね。
敵の強さは火山まではノンストップでもなんとかなるけれど、資金が少しつらいため資金集めのついでにレベルが上っているという感じになる。森くらいからはレベル不足が響きやすく感じるため、装備とレベルを整えてしっかり準備して進むとクリアできる。但し探索の方もコンパクトなため、探索、というより一本道に近い。ボスもしっかり準備さえしていればそこまで苦戦はしない。弱い盗賊に持ち逃げされそうになったり、うっかり割られたりしただけで復活したり、毒で死んだりしたとおもったら蘇ってもう一回毒で死んだりと、攻撃能力的に弱いわけではないのですが、規模的にはごく一部しか支配できないような魔王だったんじゃ…とか思わなくもない魔王さん。かげのひろいんさんですね()
全面的にキャラクリと世界構築がきゅっと小さく抑えられている規模、の割には各名称が割と大仰に感じてしまうのは初作品らしさが出ていて初々しい感じがしました。これから先が楽しみな感じです。
普通にプレイしていけば3、4時間でクリアできる短編RPG.最初のキャラメイクはまあまあいい感じだがもっとキャラグラ、表情があるとよかった。
職業ごとに習得できるスキルが豊富にあり、どれを習得させようかかなり迷った所がよいと思った点。
反対に悪いと思った点は自分より弱い敵から逃げられない事がたびたびあったこと、死んだ仲間を体力全快で生き返らせるアイテムをつかったのに全く効果が無かったこと。これはバグではないだろうか?
あと、アイテムの素材の採取ポイントで素材を採り尽くすとそのポイントがなくなってしまい復活しなかったような。アイテムによってはつくれないものが少なからずでてきてしまう。
エンディングに関しては少々あっさりしている気がした。エンディングの後に裏ダンジョンみたいなのがあればなお良かったと思う。
次回作がもしあれば上記の事を参考にしていただければと思う。
期待しています。
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