夜の音で目覚め、夜の音で幕を下ろす、掌編ノベルに該当。
キャラ絵の類は一切存在せず、1プレイあたりはかなり早く終わってしまう即効さである反面、要所の表現は上手い為に決して味気ないという訳ではなく、周回プレイをする度に味が出てくるタイプの作品である模様。
短いボリュームの割には複数人視線でのエンディング数が多く用意されているが、良くいえばさっぱりと小気味良い終焉を迎えられ、悪くいえば素っ気なさを覚えてしまう。
あとがきにて製作者自らが公認している程の雰囲気ゲーであり、ストーリー面よりもエンディングと後日談をすべて拝んだ後に味わいを噛み締める事に意義がある作品だと思われる。 (Vol.389)
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No.14293 - 2012-08-22 10:17:30
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