【軽いネタバレあります】
元々この「Studio六」さんの「ハイガト」シリーズが大好きで、そんなStudio六さんの完全新作が出ると聞いて早速プレイさせていただきました。
正直「ハイガトが結構控えめだからそんなに怖くないだろ」と思いましたが、これが大間違い。
しっかり怖くて、3回ほどロミーチャンのところに駆け込みました(笑)
実際に深夜の屋敷を見回るような、暗闇と静けさの恐怖がありました。びっくり要素もあるのですがそんなに頻繁に起こるわけではないです。
ストーリーは、Studio六さんらしく悲しさがあるストーリーでした。
深くは語られませんが、キャラクターのセリフや行動の端々に見え隠れする後ろ暗い何かがあります。
「ハイガト」のハイガ伍長は感情が結構わかりやすいんですけど、主人公はちょっと読めないというか感情が薄い印象を受けました。ストーリーをすすめていくうちに、なんとなくその理由がわかりましたが。
六ショウカメラって、真実を見つけることがテーマだと思うんですけど
裏テーマなのかな?登場人物が皆『なにか』に縛られている印象を受けました。
六生村独自のシステムって、なにかに縛られた人間たちに、その縛りから開放するための最後のチャンスを与える慈悲なのかもしれませんね。
1本道かつ文章がメインなので、ゲームではありますが60分ほどで読めるホラー小説を読んでいる気分でした。
しっかり怖いので、怖いのが苦手な人は明るいうちのプレイをおすすめします。
けれどそうじゃない人は、夜に部屋を真っ暗にしてプレイすることをおすすめします。
暑苦しい夜に、このゲームで肝を冷やしてはいかかでしょう(笑)
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