規制の裏に隠された某国の陰謀、超短編RPGって感じですな。
ゲームや漫画といったメディアすべてが有害指定され、娯楽分野が廃された独裁国家の近未来を舞台に、楽しみの自由を取り戻すべく活動するレジスタンス一行の戦いを描いた一作といったところでしょうか。
今現代のメディア分野に対する皮肉を交えつつ、ノンフィクション、パロディ問わずの様々なネタを豊富にちりばめたネタの数々が見所、元を知ってる人にとってはニヤリとさせられる事は必至かと。
話としては、大分ハイテンポで手短なイベントで進み、舞台設定も少ないので、まぁ、良くも悪くもあっさりした内容だと思われます。
戦闘難度は低めで、適度に雑魚を片付けてレベル等を上げてしまえば詰まるような難関もほぼ無く、あっけなくクリア可能かと。
ゲームソフトを装備する等で使用できる、キャラによる特殊技発動なるものが存在するものの、通常攻撃自体が強いので、あまり使用頻度は高くないと思われます。
上記のゲームソフトをコレクションするというやり込み要素が存在しますが、戦闘に要必至というものでもないので、むしろソフト入手後のゲーム紹介を楽しむものと割り切った方がいいかもしれませんね。
外見はちょっとひねくれた世界観ではありますが、RPGとしては至ってオーソドックスで簡易趣向な親しみやすさでありますので、軽く電脳フューチャーウォーズしたい人にお勧めさいばー。
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No.5087 - 2010-03-12 06:57:13
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