普通の女子高生、撫子はエレベーターで嫌な空気を感じる。
気付いた時には、既に生命の危険は目前。
前に進んでも死、後ろに下がっても死、
右に行っても左に行っても死。
さあどうする……?
という局面に臨むシンプルなゲーム。
助かる方法は存在しており、見付けることもそんなに難しくはないだろう。
短いので、ちょっとしたスリルを味わいたいという方におすすめ。
しかし、一発でクリアしてしまうのももったいない。
本作の最大の特徴はゲームオーバーになった時の撫子の
豊富な死亡パターンである。
取った行動により実に4パターンもの死に様が用意されており、
こんなに可愛い子があっさり死ぬという無常感を味わう事ができる。
怪奇現象の正体とかは別に明かされないのだが、
そういう不条理なテイストだと思っておけば良いと思う。
日常生活の中にも理不尽な死は潜んでいるという事で……。
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No.53799 - 2020-08-05 20:26:58
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