幽霊を守る者と消し去る者との壮絶なバトルは…あまり描かれてない、短編会話ノベルに該当。
気性の激しいイタコ少女と無表情で無慈悲な神父との、神秘的、熱血的、おバカ的の三重奏なノリで繰り広げられる謎の説得力を持つ一作といえばいいのかどうなのか。
ビジュアルシーンのクオリティは非常に高く、ビジュアルノベルとしては申し分なき完成度、キャラ絵に関しては少々クセは強いが絵柄自体は極めて繊細に描かれている模様。
やけにエキセントリックな演出と前衛的なBGMが目立ち、(特に話後半部は)説教臭い会話多数なのでそういう意味では人を選びそうな節はあるかもしれない。
話そのものはそんなに長くなく、少女と神父のどたばた対談メインな故にボリューム的には物足りないが、他では滅多に見られないであろう超個性的な作風はかなりのインパクトを持っているのではないだろうか。
日焼け少女がエロさと、がたいよすぎな神父の外見も然る事ながら、つきまとい幽霊が色々と素敵に濃いのが素敵(?)な次第である。 (Vol.91)
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No.12764 - 2011-11-02 10:04:30
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