ネタと思わせておいて実に大真面目で
薬草という存在が始終壮大さを保っており、やり甲斐のある作品でした。
「絶望と魔の麓 裏山」等ダンジョン名が実に仰々しいのですが
本当に名前どおりで、スリル満載のバトルフィールドでした。
隠し通路や隠しアイテムを見つけるとボス攻略の幅が広がる為
積極的に探してました。
戦闘は実に緻密に練られており
装備品の効果や、敵の属性(植物、飛行、アンデッド等)を
しっかり考えないとザコ敵を倒すのも苦戦しがちでした。
ザコ敵でも束になって掛かってくると
途端に戦略が問われた為、大変やり応えがありました。
また一緒に薬草を探すメンバーも好きに選べ
ボス戦の会話に反映されている点に好感持ちました。
プレイ時間は1時間半程度で、レベル上げも苦にならず
世界観をたっぷり堪能できました。
【総評】
バカバカしい設定を大真面目にやるだけのネタゲーに見せかけて、
戦闘や装備などのバランス設定が計算し尽くされている短編RPG。
ネタゲーをやろうとしてプレイを始めたつもりが、硬派なRPGとして
最後まで楽しくプレイできました!
以下、ラスボスを撃破した後のプレイ感想です。(※ネタバレなし。)
【長所】
・“駆け引き” を意識した戦闘が、歯ごたえがあって楽しかったです!
防御技や弱化技、補助魔法などが、有力な選択肢として常に機能
しているので、敵や戦況を見て使い分ける戦術の妙が味わえます。
・全体攻撃の強力な物理技がないので魔法の存在価値がなくならず、
ザコ戦でも、それなりの緊張感を持って戦える点が良いと思います。
・仰々しい雰囲気のBGMやエフェクトが、バカバカしい世界観を一層
引き立てている感じで、ネタゲーとしても楽しめました!
・道中「絶対に勝てないから逃げろ」と言われた敵も、強くなってから
戻って戦うとキチンと倒せるようになっているので、倒せた時には
達成感もひとしおでした。
【短所】
・ネタゲーに見せかけて、無策で敵を殴るだけではなかなか勝たせて
もらえないバランスですので、戦闘で考えたくないプレイヤー様には
少しプレイが苦痛になるかも知れません。
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