少し恐ろしくも切ない世界観や絵本シーンの端正で美しいグラフィックも印象的ですが、個人的には茶髪の女性(名前は作中で明らかになります)の立ち絵がなんとも言えずツボです。肉感と表情が程よくて素晴らしいです。特に泣きそうになっている顔にグッと来ました。
……邪すぎる感想ですみません。
本棚などの絵が描かれたマップや回想シーンののびのびした空間のマップが主だったので、どこかに現実世界を想起させるようなごちやごちゃしたシーンがあったら良かったかもと思いましたが、個人の好みの範疇の域を出ないなという気もします。むしろ統一された雰囲気が独特の世界を作り上げていて、独特の美しさを保っているのかも。
(以下ネタバレ)
絵本たちの寂しさゆえに作られた絵本の世界が呼び寄せたのが、やはりそれぞれの理由から孤独である二人だったというのがなんとも業が深くて切ないものを感じました。
「私を消して」とまで願い、永遠の孤独すら覚悟していた烈夏は、もとの世界に帰って何を思うのでしょう。
(上にネタバレがあります)
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No.23993 - 2015-05-12 12:32:32
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