おつかいでストーリーを進めるほぼ一本道のゲーム。
全体的には、設定の壮大さのわりに淡々としている印象を受けました。
キャラの個性があまり感じられないためもあるかもしれません。
敵方も含め描写によってもっとぐっと魅力的になるだろうと思わせるキャラは多いので、少し残念でした。
しかし、特徴に挙げられている通り、ストーリーの進行とパーティーの強さが連動しているので雑魚戦はまったく無視してもよく、サクサクと進めることができます。
どこに行くべきかが決まっていてなおかつ強さもほとんど固定されているなら、考えるべきは戦術だけなのですごく楽です。
レベル上げは嫌いだけどRPGを楽しみたいという人におすすめします。
なかなか
プレイさせていただきました。
戦闘難易度もサクサクプレイしたプレイヤーにはかなり適しており、楽しめるゲームでした。
自分が気に入った設定は、敵を倒してもらえる経験値でレベルアップではなく、特定の場所までクリアするとレベルアップというものでした。
これのおかげでボスの難易度は統一されているので安定ですし、なにしろ無駄な雑魚との戦闘を避けられることでした。
所持金集め以外、回避してればいいというサクサククリアしたいタイプの私にはかなり適しておりました。
この設定ばかりには、自分も楽しくプレイすることができました。
ただ、キャラクターの顔グラにちょっとどうかな・・・と思いました。
顔グラのデザインを批判しているわけではありません。
ただ、統一性が欲しかったです。
アスランたちやギルドマスターの顔グラで安定しておりましたが、途中からのバリアスやジョニー、ジェノスなど、顔のデザインの描き方自体が違うものが出てきてしまうと、なんかこのキャラたちは別のゲームの世界から来たのか?という感じに思ってしまいました。
やはり、統一性が欲しかったです。
素材なら同じ作者の素材一式、オリジナルならオリジナル一式で。
ネタならば素材と混ぜるのもいいとは思ったのですが、見たところ、顔グラ関係のネタ要素は無いでしょう。
ですが、顔グラと戦闘グラフィックの相性はよかったです。
よく、そこらへんのRPGをプレイしていると、顔グラがこんななのに、戦闘グラフィックでは全く容姿の違う怪物、原形を留めていないというものが多いですが、これは違いました。
なので、かなりシックリきました。
あとは、一部の難易度でしょうか。
戦艦内では、ちょっと敵が多すぎる様な気がしました。
回復できるまでの場所は限られていますし、あの強さと多さを見ると、ちょっと鬼畜かなと思いました。
クリアできないというほどでもないのですが、あの数にはちょっとイラっとしました。
あとは、セキュリティ解除のシステムでしょうか。
あれはちょっと分かりにくかったです・・・
見事にひっかかりました。
私が単にバカなだけかもしれませんけれども、コンピュータはただの飾りの設置かと思い、部屋に落ちているアイテムがメインかと思いました。
あの敵の数で1度行った部屋へ戻るのはかなり面倒で、これもイライラしました。
なにか、アイテムのようにキラキラをつけたり、もしくは他のエフェクトをつけてほしかったです。
そして、ラスボスでしょうか・・・
あれは、苦戦というか、かなり面倒でした。
そりゃ、ラスボスだから強いのは当たり前ですし、普通より時間はかかるとは思うのですが・・・
ちょっとHPが多すぎな気がしました。
まだ倒せないのか・・・と、イライラする気持ちがおさえられませんでした。
生き残るのは簡単でしたが、ひたすら攻撃するだけの作業ゲーと化してしまいました。
いちいち攻撃力も下げてきますし、あのHPじゃちょっとキツかったです。
倒した時は、やっと倒せた・・・という感動よりも、やっと終わったわー・・・という気持ちの方が明らかに強かったです。
ストーリーや内容などは面白く、一部のギャグにも笑わされました。
とても楽しく、自分の中では良ゲー認定されております。(偉そうですみません!)
うーん・・・
エンディングまでプレイしました。
最初から最後まで
行き当たりばったりのシナリオで
作者が無理やりこの展開にしたいからってことで
出来レースになっているような感じがしました。
設定もぱっと出てきた感じで、
突拍子もなくその場その場で出てきます。
もちろん、キャラも。
ちなみにギルドの依頼は全部で4~6個ぐらいしかありません。
ボリュームがないというわけではないですが、
ギルドの必要性がほぼないかなという印象を受けました。
この作品で一番よかったのは戦闘です。
ほぼ決定ボタンのみで勝つことができます。
転ばして袋叩き
プレイしました。
正統派ファンタジーと思いきやストーリー展開や
設定・テキストに色々と面白い部分があって
ツッコミながらプレイするのが楽しかったです。
例:若いのにボケちゃってる主人公一派や
身内から「あいつ」呼ばわりされる黒幕等
回復魔法がおそろしく燃費がよく高性能なので
回復アイテムほとんど使う機会がないです。
戦闘バランスに関しては、なんか出来レースっぽいっていうか
ストーリー進行に合わせて完全統制されすぎていて
ひたすらレールにそって走るだけで面白みが少なかったです。
あと無駄にウェイトとエフェクトはさみまくるせいで
会話テンポが悪いのも若干気になりました。
アスラン「!」
ナガミミ「!」
ピンク頭「!」
.hackの主人公みたいなやつ「!」
ジョニーデップ「!」
最強ハンター「!」
緑のコソドロ「!」
弱いライバル「!」
って全員分表示されるので。
途中でポっと出てきた最強のハンター様が
一人でちぎっては投げ投げてはちぎりの無双状態で
「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」と思ったりもしました。
「死ぬ気でやれば朝飯前」
「あんたはここでジ・エンドだな」
「さようなら・・・アスラン君達!」
といった名言に勇気をもらいつつ、最後まで楽しくプレイすることができました。
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