昭和60年現実のパラレルフィクション、短編ノベルに該当。
批判的な意見が多くなってしまうが、「あまりにもフィクション色が強すぎてつくば万博を題材にする必然性がいまいち感じられない」「話の流れが急ぎ足気味で登場人物のキャラ像が見えにくい」「サスペンスとしても人間ドラマとしてもちょっと描写が雑」といった印象。
ノベルとしての批判点は「背景の実写絵と自作絵の画風が別物すぎて統一感が取れていない」「一度に表示される文章が長すぎて読み辛い」「必要以上に選択肢が多い気がする」などが挙げられる。
いい部分を述べるならば「ハイテンポで話が進むので軽快ではある」「バッドENDの選択肢を選んでも即前からやり直せる」「文章表現そのものは普通に読める」といったところ。
う~ん、悪くいってしまうと「つくば万博ではない完全創作でも十分事足りそうなシナリオ」であり、製作者が売りにしているポイントがあまり魅力に感じられないように思える。
とはいえ、話自体は決して悪くはなく、軽いテイスティのサスペンスドラマと割り切れば楽しめるのではないだろうか。 (Vol.182)
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No.1216 - 2012-02-01 09:34:23
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