今回は会話シーンが多め。
主要キャラ達の会話。
会話の内容自体より、
もう、それだけで「絵」になる。
安定感あるいつもの構図。
良いと思いました。
ふ、
皆も感じているだろう…
なぜ、「ムラムラン」シリーズはここまでの人気作品に成りえたのか…
もはや、この「ふりーむ!」において「ムラムラン」の名を知らぬ者はいないであろう。
ムラムランいつもの安定感。
…では何故、これが良いのか。
ノベルにおいて重要なのは登場キャラ達の魅力。
私はそう思う。
え?物語の内容じゃないのか?
ふ、半分、いや30%正解。
物語を読んでいるその時は内容は重要だろう。だが、その瞬間だけ。
思い出してほしい。
諸君らが記憶する、印象的な物語。
例えば「ごんぎつね」、「さるかに合戦」、「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」
その物語の内容を覚えているかを。
だいたいこんなだったな~くらいだろう。
ラノベの「スレ〇ヤーズ」はどうだろう。
拙者はゼンッゼン覚えていない。しかし登場キャラ達は覚えている。
最後に残るのは魅力ある登場キャラ達なのだ。
ムラムランシリーズの内容は難しくない。
「学校」や「経済」の話も出てくるが、それは中学生レベル。全然難しくない。
全体的に電脳世界やSFが舞台だが、有名どころのアニメ見た経験があれば、大体思い描ける。
話数が多く登場人物が多いが、うん、それはしょうがない。
でも途中から読んで、「大体こんな物語じゃね?」って思っても、その推測は大体正しい。素直な物語。
難しくない。実に良い。
この心地よさ、
1か月後、…いや3日後でもいい。
拙者はムラムランの物語を覚えてはいないだろう。
でも登場人物達は必ず覚えている。
議長(メラメラした人)、闇落ちした女神フォルモールト、
闇落ちしてノリに乗ってきたナウア殿、それに付き従う腰ぎんちゃく2人。
シャティア星人達。あー拙者はボーゼしか分からないわ。
アクロディガントメンバーの一般隊員達(名は忘れたがAKB48みたいに塊で覚えている)
さまざまな登場人物達。
際立った「主人公」がいないのも「ムラムラン」の特徴だろう。
群像劇。
このスタイルにより物語をさまざまに派生させることが出来る。
我々視聴者も、それら人物達について、いかようにも想像することが出来る。
そんな我らの様子、下界のざわめきに対し、
神(作者様)は、何も語らず、ただ静かにその光を見守っている。
この大いなる揺籠(ゆりかご)こそ我らの還帰る場所、「ガイアの揺籃の地」なのだ。
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