機械人形がマスターと呼ぶ人間に一方的に話しかけ進んでいくノベル。
マスターとは何者か? 既に死亡している可能性を考えてみたけど、
セリフの内容からして行動しているのは確からしいのでその線は消えた。
二人は一体どういう関係なのか、これまでどうやって過ごしていたのか、
そしてマスターの提案によって何が変わっていくのか……
全部分からないのだが、一方的に話しかけてくる機械人形の言葉は
無機質なくせに深い情念が感じられて怖いと同時に悲しい。
「愛して、捨てないで」その切ない歌声が耳に残る。
No.63571 - 2022-10-29 19:57:56