以前Lost Friends3をプレイして、とても良かったので1もプレイさせていただきました。
今回も主人公とその友人像、そして関係性が心に刺さりました。
ブロマンス好き&巨大感情好きの方に本当におすすめしたい作品です。
以下ネタバレ注意です
3の主人公に度肝を抜かれたので、1はどんな少年なのかな~とワクワクしていたのですが、なるほど…。
キリオは基本的に善良なのは確かですが、彼のことが好きなほどああなると一番許せなくなるようなタイプで、リアリティがすごかったです。
微妙に共感できるところがあるのが余計に辛いところ(ED4の彼の行動には驚愕しましたが)。
ハカモリとの仲がこじれたのは環境や運の悪さ、あの人のせいだけでなく、キリオの性格やそれぞれの互いと村に対する思い入れの大きさの違いも多いにあるのだとひしひしと感じられました。
一番最後にED1を見たのですが、EDタイトルを見て凍り付いたのは初めての経験です。
よりにもよってこのエンド、途中までハッピーエンドのようにも見えたこのエンドで、このEDタイトルにするのかと、作者様のセンスに脱帽しました。
ED1はジャックの出現が二人の関係に光をもたらしたエンドだと思っていたのですが、不穏すぎるハカモリとジャックの会話でそれも覆されてしまい…。
キリオと友達になったとはいえジャックはあくまでハカモリが一番の友達で、まだ人の体がほしいことには変わりないんですね。あくまで化け物であるジャック、好きです。
彼らの今後はどうなるのか、そもそも今後などあるのか。
ただ、形は変わっても…と書き足されたうさぎと鳥のお話は、彼にとってはある意味ハッピーエンドなのかもなと考えました。
続けてLost Friends2や作者様の他の作品もプレイしてみたいと思います。
最高の作品をありがとうございます!
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