ノーマルエンド、トゥルーエンド共に回収しました!
自分の場合は1周でプレイ時間は約35時間ほどでした。
注意書きにも書いてある通り、今までの怪異事件ファイルシリーズをプレイもしくは実況などで知っておくと
より楽しめる内容になっています。シリーズファンなら今までのメインキャラクターのオールスターバトルに
盛り上がること間違いなしです。
ゲームの難易度としては、レベリングさえしっかり行えばSRPG初心者でも詰むことはなく、自ら縛りを入れれば
SRPGにある程度慣れ親しんだプレイヤーも十分に手ごたえを感じる事が出来るくらいの良い調整だったと思います。
また、中盤くらいに負け(?)イベントがあり、本来は勝たなくてもストーリー進行上は問題ないのですが
序盤から本気でレベル上げをして戦術をしっかり組めば何とかボスに勝つことが出来るというチャレンジステージの
ような箇所も存在するので、腕に自信のある方は挑んでみる事をお勧めします。(自慢ですが自分はクリアしました!)
また、シナリオや演出も相変わらずの熱さで、特にシリーズ恒例の歌モノBGMもさらに熱さを増しています。
今作が正規シリーズにおいては本当に最終作ということで、寂しくはありますが今までの集大成のような
熱いストーリーでした。怪異事件ファイルIFも楽しみにしています、本当にありがとうございました!
以下、ネタバレ感想なので未プレイの方は注意して下さい。
やはり今作で何より驚いたのが、まさかの創造主○○○○さんから力と姿を奪って現れるという、メタの壁すら超えてくる虚の存在です。今まで1000作以上はフリーゲームに触れてきましたが、こんな形のメタ構造は初めてだったので衝撃を受けました。しかしそれだけではなく、怪異事件ファイルシリーズの大ボスになるべくしてなった存在だったと思います。
今までは希望VS絶望という構図でしたが、そんな過酷な戦いを乗り越え、全員が何かしらの闇を抱えつつも虚の甘言を
堂々と跳ね除けるというのは熱かったですね! しかし、虚が間違えているのかと言うと、決してそんな事はなく、恐らく
正解は無いのだと思います。どちらかが絶対的に正しいのではなく、エゴイスト同士の対決というのもまた熱いですね。
また、龍玄が再登場したのも嬉しかったです。虚や龍玄のような迷いが無さ過ぎて説得不可能な悪役というのもまた
格好良いです。
そして、今作で九条の苦難がまた増えてしまったわけですが、あれだけモテまくっている本人が明らかに女慣れしていないというのも彼の魅力の一つだと思います。トゥルーエンドのあの結末を迎えた後にどうなっていくのか気になりますが、空想の余地がある終わり方で良かったと思います。(個人的にはヒーローは誰ともくっつかないで欲しいと思う部分もあるのですが、どうなっていくのでしょう……。)
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