まず実写の立ち絵を見て「何だこれは」と思わずDLしてしまう、そんなインパクトがありました。
いざ始めてみると所謂『バカゲー』的なテンションのまま進んでいき、ホラーテイストの雰囲気が混ざりつつ、終盤へ。
道中のホラーテイストのあるシーン(部屋を片付ける場面など)が、超展開とも思えるラストが違和感なく受け止められるようなクッションになっているのかなと感じた他、公園での彼女の服の模様がさり気なく木馬に変わっていたり、実は細かいところに伏線が仕込まれていたりと、『サクッと遊べるバカゲー』という最初に受ける印象とは裏腹の細かい作りが凄いと感じました。
ラストの(良い意味で)後味の悪い終わり方も、この後の悪い流れを曖昧に予期させ、短い中で秀逸に纏められたノベルゲームであると感じました。
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No.52344 - 2020-04-25 02:07:04
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