サウンドノベルとしてこの作品の最も良いところは、煩わしい選択肢が無いことだと思う。
全ての展開をチェックしたいプレイヤーにとっては必要以上に選択肢が多いのは困り者。
しかしこのゲームはおおよそどうすれば正しく物語を進められるか直感で解るものが殆どで、
それ以外が主人公の行動による「可能性の変化」を着実に演出するものとなっている。
サウンドに関しては改善の余地がありそうだが、シナリオもグラフィックも非常に良く作られており
「作者はこうしたかったのかな」などと傍観的な考えがよぎることもなくお話に浸ることができる。
一つ残念と思うことを挙げるなら、最後の宣伝は選択肢にしないほうが良かったのでは(笑)
真っ先に目に付いたのは登場人物ですね。
個性的な面々が増えて、すごく賑やかな印象を受けました。
本作は前作と違い、ところどころにギャグがあるので結構和みます……が、
その分バッドEDに行ってしまった際の衝撃も大きいと思われます。
(バッドEDの表現はかなりグロいので、最後まで見るには覚悟が必要かも?)
登場人物&分岐が増えた分、前作よりも真のEDに行くのが難しくなっていますが、
伏線がしっかりしているので、例えバッドEDに行ってしまっても
「理不尽」なイメージは感じませんでした。
(寧ろ「今度こそ主人公達を助けてやるぞ!」と、やる気が出ます)
空いた時間で迫り来る恐怖を味わえ的な短編ストーリー第二段って感じやね。
いきなり謎の死亡宣告をされた少女の悲劇、そして、思いもよらない過去の怨念が彼女に襲い掛かるといったオカルトホラーもの。
前作#{1936} 同様、怖さのツボを抑えてる本格ホラーなので、ショッキングなシーンで恐怖に慄く展開になっております。
しかし、今回は意外にも場を和ませるギャグシーンや結構やばげ(!)な百合イベントもあって、ちょっと微笑ましいところも・・・セクハラおじさん絡みが萌えっす。
バッドENDがもう凄惨なのはいうまでもないか、トゥルーENDはちょっと感動でありますたとさ。 (バッドに出てくる悪霊とは別の少女はもしかして今後作の予兆?)
実は前作の正式な続編であるので、先に前作をプレイした方がより楽しめるかと。
次回作はなんかサバイバルホラーのような雰囲気が・・・これは期待グギャー!!!
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