本作には数多くのパロディ、ブラックユーモア、ナンセンスギャグが詰め込まれています。ストーリーはもちろん、NPCや敵キャラクター、アイテムに至るまでネタが満載です。
特にパロディ要素はかなり攻めており、「著作権的に大丈夫なのか……?」と心配になるようなキャラクターまで登場します(上画像の黄色いネズミがその一例)。
■世界観
本作の舞台は、とある地球のとある州「ノーディンバップ州」。この州には個性的な住人が数多く存在します。客に悪態をつくハンバーガー屋や、怪物相手に説得を試みる警察官、マゾっ気のある保健室の先生などがいます。
それに負けず劣らず、主人公もかなり変わっています。理科室のキムワイプを美味しそうに食べたり、見ず知らずの相手にいきなりケンカを吹っ掛けたりします。そんな調子なので、メンタルクリニックの先生に「そいつはもう手遅れだ」と言われる始末です。
そんな常識外れのキャラクターたちが織りなす世界観が、本作の最大の魅力だと思います。
■ストーリー
ネタバレになるため詳しくは触れません。少なくとも前半は、この世界観の勢いに引っ張られながら、気軽に楽しめます。
■システム
自由奔放な世界観とは対照的に、ゲームシステムは非常に親切です。
セーブ兼回復ポイントである「黒電話」が各地に配置されており、戦闘前の準備に困ることはほとんどありません。黒電話はコンビニより身近で、便利な代物です。
さらに、ダンジョン攻略後は入口まで瞬時に戻れるため、無駄な移動によるストレスも、最小限に抑えられています。こうしたプレイヤーへの配慮は、本作の随所から感じられます。
本作を語るうえで欠かせないのが「KICKシステム」。これは、ほぼすべてのNPCに戦闘を仕掛けられるという豪快なシステムです。
杖をついた老人でも、短パン姿の少年でも、バスガイドのお姉さんでも容赦なくケンカを売れます。まさに「おとなもこどももおねーさんも」です。
しかもNPCごとに反応が異なるため、つい色々とKICKしたくなります。何度でも戦えるので、経験値やお金稼ぎにも活用できる便利なシステムです。
戦闘はオーソドックスなターン制コマンドバトルを採用。前半は比較的易しめですが、後半になるにつれて敵も手強くなり、歯ごたえのあるバランスになります。ただし、ゲームの腕に自信のない私でもクリアできたので、難易度に関して心配することはないと思います。
■演出(音楽・グラフィック)
音楽はファミコン風のレトロなテイストで統一されています。軽快でコミカルな楽曲が多く、作品の雰囲気によく合っています。
数十曲あるBGMの中でも、私のお気に入りは主人公の自宅で流れる「HOPE」です。本作の狂気じみた世界観とは裏腹に、優しく穏やかなメロディが印象に残ります。
グラフィックも同様に、レトロな雰囲気でまとめられています。その中でも、敵キャラクターのデザインは、なかなか独特です。
また、戦闘を彩る「HMBGS(ハイパームーブメントバックグラウンドシステム)」も印象的です。刺激的で独特な演出が戦闘を盛り上げてくれます。
ただし、その派手さゆえに画面がチカチカして見える場面もあります。人によっては少し注意が必要かもしれません。
■最後に
本作は、ストーリーを楽しみたい人や、ギャグやユーモアで笑いたい人におすすめです。また、ゲームの中で縦横無尽に暴れ回りたい人にも、ぜひプレイしてほしいです。
最後は、紹介文の言葉を借りて締めたいと思います。
「≪百聞は一見にしかず≫
今すぐ決断的にプレイングNOW!!」
このレビューにはネタバレを含みます。
このゲームはタイトルが『AN EARTH2』なので前作の『AN EARTH』の続編かと思いきやじ……地獄が広がっていました……。救゛い゛は゛な゛い゛ん゛て゛す゛か゛……!!
SUPAI03さんのフリーゲームが全て繋がっていたことが判明して嬉しい反面絶望を味わいました。
いやでもだからこそ素晴らしいです……。面白さしかないです……。
エンディング後はあまりの衝撃に放心状態になりました。ここまで心が持っていかれるとはプレイ前まで予想もしていませんでした。
今作もファイルに音楽集を添付してくださりありがとうございます。大切に聞かせていただきます。
これからも応援しています!
タイトルから前作のその後のような話だと考えていた。
しかしその実、今作はそうではなかった。
そして前作では存在していた救いがなく、更には前作であまり意識していなかった相手側の気持ちというものを理解できたように思える。
彼等は救われなかった。しかし、それはあくまでも自分の観点からにすぎない。
彼はその結果に満足していた。納得はできなかっただろう。
しかし、満足していたのだ。
己の存在を犠牲にしてまで、その道を彼は選んだのだ。
無数に存在する道の内、彼はその道を選んだ。
そして、後の仮面の男である彼もまた、道を選んだ。
悪には悪なりの正義がある、という言葉がある。
本当にそうなのだろうか。
否。正義は人それぞれなのだ。
そしてその正義が合わなかった相手を、人は悪と断定するのだ。
・・・願わくば、彼等皆が救われる道が、自分達の目の届かない所に存在している事を願う。
要約するとマジ面白いからやってみそ!
- 1
あなたにオススメのゲーム
フリーゲームイベント開催中!
サポーターのオススメゲーム
-

ダドリーと不思議な塔
せん
短編謎解きアドベンチャー
-

ヒロインズレジェンド ~リム・エルフィア物語~(体験版)
天駆連星
美少女キャラが主役の王道ファンタジーRPG
-

徒花の館・紅
雪月花
続・殺人鬼の少女による心理戦ゲーム【小説発売中!】
-

一寸童子
箱庭ゾーイトロープ
一寸の姫と巡る物語
-

コカインの魔法
DN
コカインの力で魔法を無効化!
-

Guide in Blaze
びびんばー
軍師となって戦い抜く選択と継承のSRPG





