戦闘はなかなか手ごたえあります
設定が面白いですね
ニワトリを焼いたり食べたりするのに抵抗ある人は…いないか
RORIKONこわい

どうしても気になったのが
ニワトリによるステータス強化が戦闘中のみ
という仕様のせいなのか勝手にHPとかが減ってる

あとは二人目のボスが集団で麻痺などを掛けて来るけど
対処法が特に無く運任せなのも気になりました
道中のニワトリ集めて強化さえすれば勝てるけれど

会話のノリとかは好きです
村の作りなどが簡素な部分も面倒くさがりな自分には合ってました

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鳥と一緒にほのぼののんびりつよくなろー！とかそんなノリかと思うと痛い目を見るお話です。主人公のココさんは最弱の(と思われる)スライムに押し倒されるくらい弱いですが、冒険者になって魔王を倒す！と意気込んでいます。しかし最初はやっぱりニワトリ付きでも押し倒されるので、最初を如何にニワトリ消費無しでクリアするかが肝心でしょう。ニワトリを消費とかなんかパワーワードっぽいですが消費するんです。この世界ではニワトリは仲間であり食料であり魔術であり武器なのです。

※以下少しネタバレ気味
ニワトリ屋さんが現れると一気に消費可能な数は賄えます。しかし獲られるお金に対しニワトリはお高いので、大量購入は現実的とは言えないでしょう。あくまで消費しすぎた人への救済措置とも考えられます。お金稼いで序にレベルも上げつつ、買ったニワトリで高火力力押し。こういう箇所にも対応可能にした親切設計が光りますね。ただの変なニワトリ屋とか思われつつも、しっかりしたバランス設計です。またネーミングセンスが良いですね。変態とか直球過ぎて最高でした。
良いところばかりかと言えばそうでもなく、シナリオが比較的重めながらも、それを彩る会話や描写が薄いので、殺伐とした雰囲気を感じます。そこはサクサク手軽に遊びたい場合にはいっそ不要とも言える箇所もありますので、判断難しいですが個人的にはもう少し会話や人があったりしたら嬉しいかなって感じました。表情が笑顔なまま血まみれの部屋に入ったり泣いたり怒ったりするので、そこも気になる人はいるかも知れませんが、そこまで求めると際限なくなりますので、この殺伐とした空気はこれでキレイに纏まっていると言えるでしょう。
良いお話でした。次作も応援しています。

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