※ネタバレ要素を含みます。




Ver.1.02でプレイ。

閉じ込められた屋敷からの脱出を目指す探索アドベンチャーで、ギャグと紙一重な
メッセージの裏で壮大なストーリーが密かに進行していく独自の発想に基づいた
世界観やシナリオが印象的でした。

ゲームはオーソドックスな探索ゲームスタイルで、簡単な探索と謎解きを中心に
進行する構成ですが、逃走イベントでの目的地のヒントがなく敵の動きも速いので
何度もリトライを繰り返しがちなのにタイトル表示までのテンポが悪いのが
結構辛かったです。

ストーリーは探索を進める内に一見無関係だった館や人物との関わりが判明し
運命と因果に翻弄される人々の物語として興味深く楽しめました。
また、トゥルーエンドルートでは随所で見かけた謎の情報や世界の真実へと
踏み込む予想外の展開を迎え、その結末はセカイ系作品を彷彿とさせる衝撃的な
内容で驚かされました。

作品の完成度だけを見れば全体的にかなり荒削りな印象があるのは否めないのですが
荒々しい中に作者の膨大な熱量が伝わってくるシナリオや演出は一見の価値がある
作品だと思います。

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※ネタバレを含みます。

私はもう終盤とはいえまだ完全にクリアできてはいませんが、それでもバグが目立ちました。書いておきますね。

・扉の出入りができない時がある
・イベント（私の場合はアムリタの回想）を終えたはずなのに、時間がたってその場所に行くとまた同じイベントが発生する。さらにその二度目のイベントが終わらず、ずっとハイポーション状態
・「薬品庫」の「隠し通路の鍵」が無限にとれる

私が発見しただけでもこれだけありました。
しかし、内容はやっていてとても面白いものでした。主人公が登場人物が個性的な子が多く、ホラーゲームをやっているのに笑ったりもしました。これからも頑張ってください

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