廃村寸前の村に派遣された、半人前以下の妖精が主役のRPG。
まずこのゲーム、プレイした第一印象は「微妙」と言わざるを得ません。
決定はENTER、キャンセルはESCしか受け付けないし、ダッシュも無いし、
戦闘は4人合わせて1回行動だからテンポ悪いし、開始数分でやめようかと思ったほど。
しかし、それでもプレイを続けたくなってしまう不思議な作品。
何故かって、村人を助けると些細なことでも素直に「ありがとう」と言ってもらえるのデス。
ひねくれたゲームは無数にありますが、ここまで素直なゲームはそうそう無い。
主人公たちも素直かつ可愛くて、操作性やテンポの難を覆すだけの魅力は十分にあります。
戦闘も、最初こそテンポの悪さが気になりますが、慣れてくると魔法の組み合わせ探索が楽しい。
しかも、こちらが圧倒的に強いと「敵シンボルに触れただけで戦闘勝利」というステキ仕様。
ゲームに慣れてさえしまえば、探索や採集などの要素もあるので割と楽しめます。
味のあるグラフィックやBGMも魅力。
そして極めつけはミニゲームの妖精戦争物語。
デッキ構築型の対戦カードゲームで、本編そっちのけでやりかねない面白さがあります。
こっちにも空母おくれ。
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No.39872 - 2018-02-17 22:09:33
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