ネット上の紹介では脱出サバイバル系RPGっぽいキワモノの印象があったので後回しにしてました
実際の内容は、WIZのシステムを使ったWIZ臭さの少ないRPGでした
難易度はイージーで、ツクール系RPGのようにサクサクと進めます
全般的にランダム要素が抑えられていて、全滅要素や育成失敗は一切なし
作品の雰囲気はライトでコミカル
日本製RPGにありがちな、神や悪魔をパワーインフレでブチ殺すハクスラではなく
一定の世界観レギュレーションの下で探検する作品です
総評:まとまり感のある良作。あっさり薄味人情系。安心して他人に勧められる。
【総評】
見た目の通り、『ウィザードリィ』風の疑似3DダンジョンRPG。
「真っ直ぐ行こうか、曲がろうか、それともこのまま戻ろうか?」
うかつな行動が破滅に直結する “冒険している感” を味わえる、
昔ながらの硬派なRPG! 好きな方は、とことん楽しめるかと。
以下、クリア後かつ裏ボスを4体撃破した後のプレイ感想です。
(※ネタバレなし。)
【長所】
・死と隣り合わせで少しずつダンジョンを踏破していく――そんな
プリミティブな冒険感覚を味わえる、緊張感のあるRPGでした!
・死と隣り合わせだが、ギャンブル的な運否天賦は意外と少ない。
己を知り敵の強さを見誤らないことが重要な、絶妙なバランス。
・『ウィザードリィ』を強く意識したゲームでありながらも、アイテムの
鑑定やエナジードレイン、「*いしのなかにいる*」などといった
厄介な要素はカットされており、かなりプレイしやすかったです。
・低位の魔法でも終盤まで使えて、完全に上位互換、下位互換の
魔法がない点に作者様の強いこだわりを感じました!
・主人公たちは誰ひとりとして話しませんが、アイテムの説明文や
迷宮内に登場する妖精や先輩冒険者の書き置きなど、明るくて
コミカルな雰囲気がちりばめられているのも良かったですね。
【短所】
・主人公の会話はなく、可愛いキャラもおらず、戦闘のエフェクトは
地味の一言に尽きる。物足りなさを感じる方もいるかも知れない。
(※もっとも、意図的にそういった要素を排除して、冒険感覚を
味わう3DダンジョンRPGとして制作なさったものと推察します。)
・キャラメイクから始まるが、慣れていないプレイヤーは戸惑ったり
6人もキャラクターを作るのが億劫だと感じてしまうかも知れない。
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